教育年報1980年(S55)-130/289page
8 定時制・通信制教育
(1)高等学校定時制・通信制教育研修会
1) 目 的
定時制・通信制教育の諸問題について研究協議を行い、
担当教員の資質の向上をめざし、定通教育の充実を図る。
2) 期 日 昭和55年7月14日(月)〜7月16日(水)
3) 会 場 福島県教育センター
4) 参加者数 30名
5) 研究内容
下記のことについて研究協議した。
ア 教育課程
(ア)勤労青少年の実態に即して「ゆとりあるしかも充
実した学校生活が送れるようにする」ためには、教
育課程をどのように編成したらよいか。
(イ)移行措置についての告示をふまえて、教育課程を
編成し実施に伴う諸問題をどのように改善したらよ
いか。
イ 学習指導
学習の遅れがちな生徒への対応について、指導方法
をどのように改善したらよいか。
ウ 生徒指導
多様な問題をかかえている生徒に対して、効果的な
教育相談をどのように進めたらよいか。
(2)定時制・通信制教育修学指導事業
1) 目 的
この事業は、勤労青少年の重要性にかんがみ、勤労青
少年に高等学校生活の意義を学ばせるとともに、生徒相
互間、教師と生徒間の人間的接触を深めさせ学習意欲の
向上を図るため、高等学校の定時制課程及び通信制課程
を設置している学校が、これらの課程の生徒を対象に集
団宿泊指導を行う。
2) 実施状況
ア 対象学年
1年から4年生まで
イ 参加校及び参加生徒数
定時制 10校 482名(参加率873%)
通信制 2校 298名(参加率24.3%)
ウ研修日程
2泊3日程度
エ研修場所
国立磐梯青年の家、福島県海浜青年の家等
9 学 校 訪 問
(1)目 的
各県立学校を訪問し、学習指導、生徒指導、進路指導、
管理運営等の実態に接し、学校経営の充実を期するための
諸問題について検討し、必要に応じて相談、助言、指導を
行うことを目的とする。
(2)領域並びに観点
1)教育課程 2)学習指導 3)生徒指導 4)進路指導
5)現職教育 6)教職員の組織構成及び校務分掌等
7)服務一般 8)施設設備、環境等 9)防火と事故防止対策
特に、今年度の重点目標の達成の度合や当面する諸問題
に対応する方策等に主眼をおいて協議を深める。
(3)訪問校一覧
福島県立 福島工業高等学校
〃 郡山女子高等学校
〃 郡山高等学校
〃 湖南高等学校
〃 岩瀬農業高等学校
〃 白河高等学校
〃 船引高等学校
〃 小野高等学校
〃 〃 平田分校
〃 会津高等学校
〃 若松商業高等学校
〃 喜多方女子高等学校
〃 喜多方商業高等学校
〃 田島高等学校
〃 磐城女子高等学校
〃 内郷高等学校
〃 磐城農業高等学校
〃 勿来工業高等学校
〃 双葉高等学校
〃 相馬高等学校
(4)訪 問 者
課長 大槻進
主幹 田崎宗寿 同 樫村五郎
課一長補佐 遠藤剛
〔指導班〕 主任指導主事 塚本利勝 (生徒指導) 指導主事 田中光雄 (商業) 〃 亀岡一俊 (工業) 〃 安原滋 (数学) 〃 大谷英輔 (美術) 〃 菅野康二 (社会) 〃 相楽達 (国語) 〃 古関斉 (音楽) 〃 菅野栄子 (家庭) 〃 大竹寅八郎 (農業) 〃 渡辺専一 (理科) 〃 常松明男 (商業) 〃 佐藤沢弥 (生徒指導) 〃 佐藤正 (〃) 〃 岡部林之助 (〃) 〃 松本敏則 (〃) 〃 櫛田幸太郎 (〃) 〃 猪狩健一 (〃) 〔管理班〕 主任管理主事 佐々木慶司 同村上保 管理主事 早川俊一 〃 大越勝忠 〃 鈴木悦郎 〃 紺野勇 〃 吉田弥