教育年報1980年(S55)-143/289page
(2)養護教育教育課程編成管理講習会
盲・聾・養護学校及び特殊学級における教育課程の編成
管理について研究協議し、更に盲・聾・養護学校学習指導
要領(中学部)の改訂の趣旨の徹底に努めた。
期日 期間 会場 参加者 研修内容 6.18〜19 2日 県立盲学校 10人 講話「教育課程の編成と管理」 6.23〜24 〃 県立聾学校 21人 講話「盲学校、聾学校及び養護学校学習指導要領趣旨説明」 9.29〜30 〃 郡山市中央公民館 101人 研究協議「心身障害児の実態に基づく教育課程の編成と管理」 10.22〜23 〃 原町市文化センター 54人 11.4〜5 〃 白河合同庁舎 39人 11.12〜13 〃 いわき市内郷公民館 41人 11.25〜26 〃 会津若松市立第二中学校 52人 12.2〜3 〃 県立平養護学校 17人 12.17〜18 〃 安達町勤労青少年ホーム 71人 1.13〜14 〃 県立須賀川養護学校 19人 計 425人 5 研究指定校
(1)特殊教育教育課程研究指定校(文部省指定)
・学校名 いわき市立平第三小学校
・指定期間 昭和55年度・昭和56年度
・研究主題 「児童の実態に即した指導内容、方法に関す
る研究 言語による表現力を高めるため
の指導はどのようにしたらよいか」
(2) 心身障害児理解推進研究指定校(文部省指定)
・学校名 福島市立福島第四小学校(発表55年10月29日)
郡山市立郡山第二中学校(発表55年11月20日)
・指定期間 昭和54年度・昭和55年度
・研究内容 「小学校及び中学校の児童生徒に、心身障害
児に対する正しい理解と認識を深めさせるた
めの指導の在り方についての研究」
6 生徒指導・進路指導
(1)生徒指導
心身障害児の教育は、平均的・画一的な取り扱いで済む
ことは、極めてまれである。したがって、生徒指導に当た
っても学習指導要領の教育課程一般に示される指導上の配
慮事項や養護・訓練のねらいや内容等を関係づけてとらえ
実践するよう努力した。
○コミュニケーションに障害をもつ子供の理解
○自主性、自律性の育成
○学校、家庭、施設、病院等との共通理解にたった指導の
充実
○交流教育の推進
(2)進路指導
重度・重複児がすべて、就学することにより、一層きめ
細かな進路指導が必要になってきている。養護教育におけ
る進路指導のしめる割合は、非常に大きいという立場から
教育活動全般にわたって配慮していかなければならない。
心身障害児の進路指導は、障害を克服して、社会参加を
どういう形で実現してゆくかという課題を抜きにして考え
られない。そのような観点に立ち、指導の充実に努力した。
○情報の収集
○家庭訪問、関係機関訪問の強化
○自己理解の徹底
○進路相談の充実
○一貫した指導体制の確立
7 特 別 活 動
(1)卒業式関係
県立盲・聾・養護学校卒業者数
学 部 別 男 女 計 小 学 部 89 54 143 中 学 部 99 76 175 高 等 部 32 14 46 計 220 144 364 (注) 盲学校の専攻科は、高等部に含む。
卒 業 式 開 催 日
月 日
学部別3.1 3.2 3.12 3.13 3.14 3.16 3.17 3.18 3.19 3.20 小 学 部 2 2 7 1 1 1 1 2 中 学 部 1 1 6 1 1 1 1 1 高 等 部 1 1 1 (2)修学旅行
県立盲・聾・養護学校
学 部 行 先 泊 数 人数 仙台方面 東京方面 日光方面 京都方面 1泊2日 2泊3日 4泊5日 小 学 部 2 1 ― ― 3 ― ― 22 中 学 部 2 7 1 ― 3 7 ― 151 高 等 部 ― ― ― 1 ― ― 1 22 計 4 8 1 1 6 7 1 195