教育年報1980年(S55)-153/289page

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出 版 資 料 名 部  門 規格 頁数 発行部数 編  集  の  ね  ら  い
福島県社会教育指針 行政資料 B5 60 1,200 社会教育行政をすすめるための指針として重点
          施策、指導の重点、行事計画等を集録する。
社 会 教 育 一   般 B5 20 2,100 年4回発行
No230 図書館活動の振興         社会教育の諸問題について、論説、記録、実践
No231 家庭教育の振興         事例等を特集号として発行し、本県社会教育の振
No232 社会教育指導者の養成         興に資する。
No233 青少年教育施設の利用          

第2節 青少年教育

 1 概     要

 青少年教育の推進に当っては、家庭や学校では、本来的に

期待しにくい教育活動を積極的に推進することにより、青少

年の豊かな人間形成に資することをねらいとして、各種の事

業を行った。

 少年教育においては、「ガキ大将教室」など、少年教育事

業の積極的、かつ効果的な実施を奨励するとともに、少年団

体活動の振興を図るために、年少及び成人指導者の養成、各

種施設の整備充実と利用促進等を図り、活動の充実に努めて

きた。

 学校・家庭・地域社会の連携を強めるとともに、少年の望

ましい成長発達を疎外する諸要因を除去しながら、少年が自

発的・主体的に多様な活動を展開できる条件の整備充実に一

層の努力が必要である。

 青年教育においては、青年の主体的な参加による学習の機

会と場の拡充整備に努めるとともに、地域における青年団体

の育成を促進する。

 特に、青年学級・教室については、県内2町村に研究学級

を委託し、学習活動のあり方について実践的研究を進めた。

さらに、青年学級・教室リーダー研修会を県内7方部で開催

し、学級内リーダーの養成に努めた。

 今後は、多様な学習要求をもつ勤労青年の実態に即した学

習内容の提供に、一層努力する必要がある。

 また、在学青少年に対しては、青少年地域活動促進事業等

を通して、社会教育活動への積極的な参加を促進する必要が

ある。

 2 少年教育研究協議会

(1)趣   旨

  一人ひとりの少年がよりよく生きるために、少年が充実

 した生活を送ることができる条件整備のあり方について検

 討し、少年期における豊かな人間形成をはかるための諸問

 題について研究協議を行い、社会教育における少年教育の

 振興に資する。

(2)期日、会場、参加者数
管内 期     日 会     場 参加者数
県北 昭和55年5月30日 安達町中央公民館 204名
県中 昭和55年6月3日 三春町三春公民館 198名
県南 昭和55年6月4日 矢祭町中央公民館 136名
会津 昭和55年6月12日 磐梯町老人福祉センター 118名
南会津 昭和55年6月20日 伊南村民会館 138名
相双 昭和55年6月12日 富岡町文化センター 207名
いわき 昭和55年6月5日 いわき市小名浜公民館 196名

(3)講師、助言者

 1)講  師
   県北会場 飯野町教育委員会教育長  中村昌幸
   県中会場 前郡山市教育委員会教育長  堀内鉄雄
   県南会場 福島県青少年会館長    佐藤利三郎
   会津会場 福島大学教育学部教授   菊地章夫
   南会津会場 福島県立会津短期大学助教授
                    佐々木篤信
   相双会場 小高町立小高小学校長   吉津守雄
   いわき会場 福島県青少年会館長  佐藤利三郎

 2)助 言 者

   県教育庁社会教育課員、各教育事務所員、各管内小中

  学校長、開催地市町村教育委員会事務局職員等

(4)参加対象

  少年教育関係者、市町村教育委員会関係者、学校教育関

  係者、各種機関・団体関係者等

(5)内   容

 1)研究主題

   「少年期における豊かな人間形成をはかるための、子

  ども会等少年団体の組織、運営、活動の拡充をはかると

  ともに、少年団体以外の健全育成のための地域活動のあ

  り方をさぐる。」

 2)講  演

   「少年教育への提言」

   「現代の子ども」

   「地域に根ざした子ども会育成の諸問題」

   「現代の子どもと集団生活の意義」

   「子どもの健全育成を目指す地域社会の役割」

   「育てよう、心豊かにたくましく」

 3)研究協議

   子ども会等の日常活動のあり方、少年の健全育成のた

  めの地域啓発のあり方、地域子ども会の組織化・加入促

  進のあり方、地域に根ざした子ども会等の活動のすすめ

  方、家庭生活や地域社会生活の中での少年非行防止のす

  すめ方、子どもの健全育成のための関係機関・団体との

  提携のあり方、子どもの健全育成のための地域子ども会

  等少年団体の組織・運営活動のあり方等について、事例

  発表、分科会、分散会形式により実施。

 3 少年団体指導者研修会

〈年少指導者研修>

(1)趣   旨

  少年団体の継続的な日常活動を推進するためには、年少


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