教育年報1980年(S55)-185/289page
事業区分 補助事業者 名称 種別 事業内容 金額 総額 国 県 地元 美術工芸品保存修理 星多喜男 馬頭観音像 県重文 保存修理 千円
580千円
―千円
380千円
200建造物保存修理 中村神社 中村神社本社 〃 7,626 ― 4,230 3,396 史跡環境整備 相馬市 中村城跡 史跡 環境整備 428 ― 280 148 文化財保存施設 勝福寺 鐘楼堂 県重文 建設 6,582 ― 4,000 2,582 記念物防災施設 棚倉町 二柱神社の大杉 県天記 防災施設 1,600 ― 1,060 540 文化財保存施設 〃 八槻都々古別神社の古面 県重有 民文 保管箱の作成 180 ― 120 60 史跡管理 相馬市 中村城跡 史跡 航空写真図化 250 ― 160 90 計10件 25,906 ― 15,730 10,176 総計42件 321,666 109,824 49,448 162,394
(4)文化財活用の促進
1)「福島県の文化財」
昭和45年に発行した文化財読本及び同手引きの改訂版
として「福島県の文化財」及び同手引を発行した。
発刊部数 33,000部
配布対象 県内の全小中及び高等学校
市町村教育委員会その他関係機関
2) 文化財保護強調週間
11月1日から7日まで、県庁屋上広告板によるPRを
行った。
3) 文化財防火デー
毎年1月26日を文化財防火デーと定めているが、県内
各消防署等の協力を得て、県下市町村で防火訓練、防火
診断、査察を実施した。県教育委員会においても、チラ
シを作成配布し、文化財の防災に対する啓蒙を行った。
4) 第30回福島県民俗芸能大会
県内に広く継承されている民俗芸能のうち、価値の高
いものを公開して、民俗芸能に対する認識を深めるとと
もに、記録保存を行った。
ア 期 日 昭和55年9月7日
イ 会 場 南会津郡南郷村体育館
ウ 主 催 県教育委員会、南郷村、南郷村教育委員会、
福島民友新聞社
エ 出演芸能 沼沢のわかばやし(金山町)
大倉の田植踊(飯館村)小塩神楽(伊南村)
会津万歳(南郷村)両原の早乙女踊(昭和村)
箱崎愛宕獅子舞(伊達町)駒形念仏踊(
(平田村)界の早乙女踊(南郷村)
オ 観覧者 約1,000名
5) 第1回福島県民謡まつり
近年の急速な社会情勢の変化は、生活様式や風俗習慣
など、生活のすみずみまで大きな変化をもたらしており、
生活や仕事に密着して伝承されてきた民謡も変貌をとげ、
古来の姿は日ごとに失いつつある。
これらの民謡を発掘して、できる限り本来の姿で再現
して一般に公開し、記録保存に努めた。
ア期 日 昭和56年2月15日
イ会 場 福島県文化センター大ホール
ウ主 催 県教育委員会、福島市教育委員会、
NHK福島放送局
エ 公開曲目 瀬上節(福島市)糸取り唄(伊達町)
伊達節(月舘町)田植唄(大玉村)
餅掲き唄(滝根町、はねっこ踊(棚倉町)
籾打ち唄(いわき市)めでた(いわき市)
そばほめ口上(会津高田町)玄如節(新鶴村)
大漁歌い込み(相馬市)大漁祝い歌
(相馬市)相馬の手踊(鹿島町)かんしょ踊
(会津若松市)会津磐梯山(会津若松市)
オ 観 客 約800名
6) 第22回北海道・東北ブロック民俗芸能大会
昭和55年9月13日(土)、仙台市民会館で開催され、本県
からは「高野三匹獅子」が出演した。
(5) 銃砲刀剣類の登録状況
美術品もしくは骨とう品として価値のある古式銃砲や、
美術品として価値のある刀剣類の登録を、登録審査委員の
審査に基づいて実施した。
1) 登録審査委員
平原松夫 福島市泉字泉川8-4
宇井正三 安達郡白沢村白岩字大岩入133
堤章 会津若松市馬場町5-1
武田久夫 郡山市深沢2丁目2-19
2) 登録審査会
期日 会場 鑑定数 不適 格数 登録数 左の内訳 審査委員 刀剣 銃砲 5月23日 会津若松 合同庁舎 148 8 140 133 7 平原、堤、宇井 6月26日 いわき 合同庁舎 123 7 116 110 6 宇井、武田 7月24日 郡山 合同庁舎 92 1 91 81 10 堤、武田 9月26日 県庁 86 5 81 78 3 平原、武田 11月27日 会津若松 合同庁舎 104 5 99 97 2 武田、堤、宇井 12月19日 原町 合同庁舎 37 2 35 34 1 平原、堤