教育年報1981年(S56)-042/308page
3 昭和56年度市町村教育委員会
育成指導の概要
県教育委員会は、市町村教育委員会の事務局職員研修
会・委員研修会・教育長研修会・教育長会議等を開催し、
必要な助言指導を行うとともに、昭和57年度予算編成に対
する要望事項並びに昭和55年度市町村教育費の実態に関す
る資料を配布し、市町村教育委員会の育成強化に努めた。
(1)昭和56年度市町村教育委員会事務局職員研修会
1) 目 的
社会情勢の変化に伴い、教育行政はますます複雑多
岐となり、関係職員の優れた事務能力と公務員として
の正しい姿勢とが求められる現状にかんがみ、市町村
教育委員会関係職員の資質と事務処理能力を高めるこ
とを目的とする。
2) 主 催
福島県教育委員会
福島県市町村教育委員会連絡協議会
開催地教育委員会
3) 期日及び会場
ア 町村教育委員会事務局職員
・県北地区 7月22日(水)〜23日(木)
県婦人会館(福島市飯坂)
・県中・県南地区 8月6日(木)〜7日(金)
郡山会館(郡山市)
・会津地区 7月30日(木)〜31日(金)
つきみが丘町民センター(柳津町)
・相双地区 7月14日(火)〜15日(水)
相馬市公民館(相馬市)
イ 市教育委員会事務局職員
・県内各市7月14日(火)〜15日(水)
町村教育委員会事務局職員の相双地区研修会と
同会場で行う。
4) 講師・助言者
開催市町村教育委員会教育長
飯野町教育長 中村昌幸
小野町教育長 田村碩信
柳津町教育長 内田伊佐雄
相馬市教育長 大谷明
福島県教育庁総務課長 伊勢呂裕史
〃 総務課主幹 小平卓男
〃 総務課主任管理主事
兼行政係長 佐川六郎
〃 総務課管理主事 二瓶新平
〃 古市孝雄
市町村教育委員会連絡協議会事務長 鈴木正恵
各開催ブロック新育事務所長
〃 教育事務所次長
〃 教育事務所管理課長・管理主事
各開催ブロック市町村教育委員会事務局職員
5) 研修内容
第1日
。講 話
・当面する地方教育行政上の諸問題(課長・主幹)
・一般教養 (開催市町村教育長)
・栄典関係事務について(二瓶管理主事)
・質問事項について
・質問事項に対する回答と質疑(古市管理主事)
。協 議
・研究発表 ・研究協議 ・指導(助言者)
。情報交換
第2日
。見 学
・教育関係施設 ・史跡等の見学
。全体指導 (開催担当教育事務所次長)
7) 参加人数 134名
(2)昭和56年度市町村教育委員会委員研修大会
1) 目 的
近年の内外情勢の変化と経済不況に伴って、国民の
日常生活に厳しい反省と改善が望まれ、地域住民の教
育に対する要求もます高度化・多様化する傾向にあ
る。地方教育行政の第一線にある市町村教育委員会は、
これらの事態を正しく把握し、的確な展望と洞察に
立ってその責務を果たしていかなければならない。こ
のような時期にあたり、教育委員自らの資質の向上を
はかるために本研修大会を開催する。
2) 主 催
福島県教育委員会
福島県市町村教育委員会連絡協議会
相馬市教育委員会
3) 期 日
昭和56年9月8日(火)11:00〜15:40
4) 会 場
相馬市市民会館
5) 講師及び演題
ア 講話 「文化行政の現状と問題点」
福島県教育庁文化課長 瀬戸清彦
イ 講演 「人 間 と 文 化」
福島県文化センター館長 佐藤光
6) 参加者 462名
(3)昭和56年度市町村教育委員会教育長研修会
1) 目 的
市町村教育委員会の当面する教育行政施策の基本間
題について共通理解を深め、最近の文教施策の動向に
適応する教育行政の運営に資し、その充実をはかる。
2) 主 催
福島県教育委員会
福島県市町村教育委員会連絡協議会
3) 期 日
昭和56年11月18日(水)〜19日(木)
4) 会 場
あづま荘(福島市飯坂)
5) 研究主題
「青少年健全育成についての市町村教育委員会の具
体的施策について」
6) 研究実践発表