教育年報1981年(S56)-148/308page
第3節 国際障害者年記念事業
福島県国際障害者年推進本部で策定された行動基本計画に基
づき、障害者に対する理解・認識の推進を目標として実施
した事業の概要は、次のとおりである。
(1)国際障害者年記念福島県養護教育振興大会
1) 期 日 昭和56年7月17日(金)
2) 会 場 福島県文化センター小ホール
3) 参会者 約750名
4) 内 容 ア 養護教育への提言
イ 記念講演 作家 水上勉
ウ アトラクション
器楽合奏 県立聾学校中学部
合 唱 県立福島西女子高等学校
(2)国際障害者年記念福島県養護教育総合学習発表会
会 場 期 日 参 加・観 覧 者 数 演 目 郡山市視聴覚センター 昭和56年10月8日(木) 928名 劇 5 音楽関係 7 福島市公会堂 昭和56年11月12日(木) 808名 劇 7 音楽関係 5 (3)国際障害者年記念福島県養護教育総合作品展示会
会 場 期 日 出品校数 出品点数 来会者数 郡山市児童文化会館 昭和56年11月28日(土)〜30日(月) 44校 737点 約1,200名 いわき市文化センター 昭和57年1月23日(土)〜25日(月) 56校 1,073点 約1,300名 会津中合テパート 昭和57年1月29日(金)〜31日(日) 70校 723点 約2,000名 福島市市民会館 昭和57年2月6日(土)〜8日(月) 54校 823点 約1,900名 計 224校 3,356点 約6,400名 (4)国際障害者年記念出版事業
1) 書名 「共に学び、共に生きるきずなを広げて」
養護教育交流推進事業実施報告書
2) 部数 2,000部 (B5版、80ページ)
3) 内容障害児が積極的に社会に参加しようとする態
度・能力を養うとともに、健常児の障害児へ
の理解を深める」ことを目的として、昭和54・
55年度に実施した事業の成果のまとめ
ア 交流の基本的な考え方
イ 交流の計画と実施
ウ 交流の反省と展望
3月上旬、関係機関・学校等に配布した。
(5)養護教育センター建設の推進
5月27日養護教育センター基本構想検討委員会発足
、12月16日 養護教育センター基本構想報告書提出
。報告書の概要
1) 目的 ア適正な就学指導 イ担当教員の研修
ウ教育内容の充実 エ養護教育の啓発・振興
2) 性格 「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」
第30条に基づく教育機関として、心身障害児
総合療育センターと相互に機能連携を図る
3) 機能 ア教育相談 イ研修・研究 ウ調査・振興
エ地域との連携
4) 建設予安地 郡山市富田町 現郡山療育園地内
5) 養護教育センター基本構想検討委員名簿
(50音順)
区分 氏名 役職名 委員 今泉龍造 郡山市教育委員会委員長 〃 上野文弥 福島県精神衛生センター所長 〃 太田緑子 福島県養護教育振興会会長 〃 片岡義信 福島大学教授 〃 金沢英夫 福島県養護教育学校長会会長 〃 鬼満雅 福島県郡山療育園長 〃 佐藤平 日本大学工学部教授 〃 三瓶秀次 福島県養護教育研究会会長 〃 辺見栄之助 福島県教育委員会教育長 ◎事務局
心身障害児総合療育センター(仮称)部会
福島県生活福祉部障害福祉課
課長 佐藤泉
養護教育センター(仮称)部会
福島県教育庁養護教育課課長 舟山昇