教育年報1981年(S56)-198/308page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

  6 社会体育の振興

 県民の多様化したスポーツ活動への欲求に対応するた

め、各種講習会、研修会を開催し、スポーツ活動指導者の

養成と資質の向上に努めた。

 また、県総合体育大会、社会人(職場)スポーツ大会を

はじめ各種競技会を開催し、県民スポーツの振興を図ると

ともに、国民体育大会及び東北総合体育大会に選手団を派

遣して、競技力の向上と、意気の高揚に努めた。

 更に本年度行われた各種国際競技会に4名の選手を派遣

したほか、日独スポーツ少年団同時交流事業に積極的に取

り組み、国際親善の実をあげた。

  7 体育施設の整備

 県民の地域スポーツの振興等を図るため、昭和56年度か

ら3ヵ年継続事業により県営白河体育館の建設に着手し

た。

 また、既設の県営体育施設について下記のとおり整備し、

当該施設の管理を市町村等に委託した。

 荻野漕艇場………護岸補強工事及び艇庫シャッター電動

         化工事

 各種スキー大会用電気計時器その他県営体育施設用備品

購入

 市町村の体育施設は、県単独補助事業により野球場1ヵ

所、運動場1ヵ所が整備されたほか、国庫補助事業により

市町村立小中学校水泳プール22ヵ所、柔剣道場3ヵ所、社

会体育施設の体育館2ヵ所、運動場2ヵ所、野球場1ヵ所、

コート1ヵ所、照明施設2ヵ所、学校体育施設開放施設6ヵ

所の整備が図られた。

 社会体育施設の体育館2ヵ所のうち、いわき市の総合国

民体育館建設事業については、国庫補助のほか県費補助を

行い、整備の促進を図った。

  第2節 保健体育関係表彰

 体育・保健・安全・給食の各分野で特に功績のあった

方々及び団体が、文部大臣、県教育委員会、各関係団体等

よりそれぞれ表彰を受けた。

 受賞者及び受賞団体は次のとおりである。

1 体 育 関 係

(1)文部大臣表彰(56.10.2)

   体育功労者
氏 名・住 所 役  職 名 主    な    功    績
大島正夫
(白河市)
福島県自転車競技連盟理事長 福島県自転車競技連盟理事長として、自転車競技の普及発展に大きく貢献している。

(2)福島県教育委員会表彰(56.11.3)

 1) 体育功労者(個人)
氏 名・住 所 役 職 名 主    な    功    績
宇井正三
(白沢村)
白沢村剣友会会長 剣友会会長として村の体育協会設立に尽力した。また、会長として社会体育振興に寄与している。
高橋宏次
(福島市)
県銃剣道連盟理事長 県銃剣道連盟理事長として永年にわたり、銃剣道の指導に当たるとともに青少年の健全育成に尽力している。
梅田文衛
(郡山市)
県陸上競技連盟副会長 永年にわたり陸上競技の指導に当たり幾多の優秀選手を育成するとともに陸上競技の振興に尽力している。
芳賀輝美
(東村)
東村体育協会長 体育協会長として社会体育振興に尽力し、また、県剣道連盟白河支部長として剣道を通しての青少年の健全育成に貢献している。

2) 体育功労者(団体)
氏名・住所 役職名 主    な    功    績
棚倉町体育協会   組織の充実強化につとめ、地域住民の健康増進・体力向上と、社会体育振興に貢献している。


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。