教育年報1981年(S56)-258/308page
(3)厚生事業
1) 芸術鑑賞助成(7年目)
会員がすぐれた舞台芸術を鑑賞することにより、これ
らに対する理解を深め教育の向上を図るため、観覧料の
助成を行った。
助成状況は、次のとおりである。
ア 国立美術館所蔵内外美術名品展
県文化センター 1200名
イ 移動芸術
県内各地
2) 指定旅館等利用助成
県内・県外に指定旅館を設け、会員が旅行等の際の
便宜と経済負担の軽減を図るため、利用券を発行して
助成したほか、教育関係諸団体が「あづま荘」及び
「郡山会館」で会議をした場合、会議室使用料の助成を行っ
た。
区 分 施設数 助成件数 助 成 額 県 内 81 1,670件 2,171,000円 県 外 39 26,635 34,625,500 計 120 28,305 36,796,500 3) 海・山の家開設助成
夏季期間中における会員及びその被扶養者の健康増
進を図るため、海・山の家を開設し利用助成を行った。
助成額 1人1泊につき1,300円
利用状況
区 分 会員 被扶養者 計 海の家(7ヵ所) 968 458 1,426 山の家(5ヵ所) 578 162 740 計 1,546 620 2,166 4) 研修旅行助成
国内、国外の名勝史跡等の探勝及び地理的考察の研
修により、教育活動の参考に供するとともに、他県教
職員との親交を深めるため、海外及び国内研修を実施
した。
区 分 参加者 助成人数 助 成 額 国内研修旅行 229人 133人 1人 8,000円 海外研修旅行(夏季) 28 18 1人 20,000円 〃 (冬季) 20 17 〃 計 277 168 5) 尾瀬探勝会(11年目)
特別天然記念物「尾瀬」の動・植物について、専門
家の指導により観察するため、探勝会を行った。
区分 実 施 期 日 対 象 管 内 参加者 第1回 昭和56年7月27日〜29日 県北・相双教育事務所管内 37名 第2回 昭和56年7月28日〜30日 県北・会津・南会津教育事務所管内 39名 第3回 昭和56年7月29日〜31日 県中・県南教育事務所管内 39名 第4回 昭和56年7月30日〜
8月1日県中・いわき教育事務所管内 38名 計 153名 6) フィールドワーク助成(5年目)
県内の文化財等を専門家の案内により見学し、郷土
の文化遺産に対する理解を深めるため、各教育事務所
単位で実施した。
区分 実施期日 場 所 県北 9月27日 大堀焼窯元、清戸泊横穴、
百尺観音、中村
神社県中 8月3日
8月18日大内宿、本郷焼、勝常寺、御薬園 県南 8月2日 大谷観音、益子焼窯元、雲巌寺 会津 9月27日 野沢、如法寺、願成寺、甲斐本店 南会津 9月27日 田子倉ダム、目黒邸、円福寺、開山堂 いわき 11月1日 大鳥城跡、医王寺、岩谷観音、大蔵寺、黒塚 相双 9月20日 北茨城、花園神社、花園渓谷、五浦 7) へき地通院費助成(12年目)
県人事委員会及び県へき地教育振興会指定のへき地
学校に勤務し、同一地域内に居住している会員及びそ
の被扶養者が疾病治療のため医療機関に通院した場合
交通費の助成を行った。助成件数330件
8) 高度へき地会員図書購入助成(10年目)
県人事委員会指定の3級地以上のへき地学校に勤務
する会員に対し、厚生事業の優遇策として、次のとお
り図書券を贈呈した。
贈呈者 90人 図書券15,000円
9) 永年勤続会員記念品贈呈(9年目)
30年永年勤続表彰会員及び20年以上勤続退職会員に
対し、その栄誉をたたえて図書券又は旅行券(額面
、20,000円)を贈呈した。
区 分 贈呈者 県教委の30年表彰を受けた会員 79620年以上勤続して退職した会員 5010) 退職会員記念品贈呈
20年以上勤続して退職した会員及び死亡した会員に
対し、永年にわたり互助会の発展に寄与した功績に感
謝して記念品を贈呈した。