教育年報1982年（S57）-088/316page

ウ 研究指定校

管内	学校名	校長名	研究主題
県北(文）	福島市立福島第四小学校 (56〜57)	鈴木健一	自然に対する活動を広げ、自然認識を深めるための観察や実験の指導はどのようにすればよいか。―よろこびのある観察・実験をめざして―
県南(県）	白河市立白河第二中学校 (57〜58)	水戸亥三郎	生き生きと学習に取り組む生徒を育てるには、どのようにしたらよいか。 ―生徒が意欲的に考え、積極的に活動できる―学習の展開―
会津(県）	会津若松市立城北小学校 (57〜58)	吉田行雄	人間性豊かな児童を育成するためには、教育課程の編成 等においてどのように工夫したらよいか。
南会津(文）	南会津郡下郷町立下郷中学校 (56〜57)	湯田武夫	ゆとりあるしかも充実した学習活動をめざす指導はどうしたらよいか。―指導法と評価を中心として―
いわき(県）	いわき市立郷ケ丘小学校 (57〜58)	伊藤集三	自ら問題を見い出し、追究しようとする児童の育成 ―国語科(読み)を中心として―

2）　勤労体験的学習研究推進地区

ア 目 的

学習指導要領改訂のねらいである｢人間性豊かな児

童生徒の育成｣を図るため､勤労体験的学習を充実す

る研究開発地区を指定し､その成果を普及して本県学

校教育の向上を推進する｡

イ 運 営

(ア)県内､外の勤労体験的学習実践､研究の成果を十

分取り入れ､地区並びに学校の実態に即して能率的

な運営をする｡

(イ)年度末には研究報告書を作成する｡

ウ 研究推進指定地区

管内(地区)	学校名	校長名	研究主題
県中 (滝根地区)	滝根町立滝根小学校 滝根町立菅谷小学校 滝根町立広瀬小学校 滝根町立滝根中学校	吉田啓次 先崎久義 佐久間林作 長谷川正	勤労の意識化、生活化をはかる体験的学習の推進
県南 (棚倉地区)	棚倉町立棚倉小学校 棚倉町立社川小学校 棚倉町立高野小学校 棚倉町立近津小学校 棚倉町立山岡小学校	菊池玄 筧誠 菊池 理夫 矢吹啓雄 柳沼実	働く喜びと尊さを体得させる指導の実践的研究 ―働く意欲や実践的態度の育成をめざして―
いわき (桶売地区)	いわき市立桶売小学校 いわき市立桶売志田名分校 いわき市立桶売中学校	志賀康二 熊谷弘	心身の調和のとれた児童生徒を育成する勤労体験的学習 ―正しい勤労観の育成をめざして―

3）　へき地教育研究校(第3章第2節8項参照)

4） 生徒指導研究校

生徒指導研究推進地区(第3章第2節5項参照)

5） 進路指導研究校 (第3章第2節5項参照)

6） 道徳教育協同推進校(第3章第2節5項参照)

5 道徳教育･生徒指導･進路指導

(1)学校の教育活動全体を通じて行うことを基本とする道徳

教育及び道徳の時間の指導を充実させるため､全体計画､

年間指導計画の整備改善や指導方法の研究に努めている｡

また､文部省指定研究として道徳教育協同推進校の研究

も深まりをみせ､成果の普及を図っている｡

1） 小学校教育研究会道徳部会

ア 研究･主題

｢児童自らが良心を目覚めさせ､実践意欲を高める

道徳の授業は､どうあればよいか。」(第三年次)

イ 主 催

福島県教育委員会､福島県小学校教育研究会､関係

市町村教育委員会

ウ 会場･期日