教育年報1982年(S57)-192/316page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

6 社会体育の振興

県民の多様化しつつあるスポーツ活動への欲求に対応ずる

ため、野外活動指導者等を対象とした各種講習会、研修会を

開催し、スポーツ活動指導者の養成と資質の向上に努めた。

また、県総合体育大会、社会人(職場)をはじめ各種競技

会を開催し、県民スポーツの振興を図るとともに、国民体育

大会及び東北総合体育大会に選手団を派遣して、競技力の向

上と志気の高揚に努めた。

さらに、本年度行われた世界選手権自転車競技大会など各

種国際競技大会に15名の選手を派遣したほか、スポーツ少年

団活動の育成・指導を図るとともに、日独スポーツ少年団同

時交流事業に積極的に取り組み、国際親善への役割を果たし

た。

7 体育施設の整備

県民の地域スポーツの振興等を図るため、昭和56年度から

3ヵ年継続事業により、県営白河体育館の建設中である。

また、既設の県営体育館施設について下記のとおり整備し

当該施設の管理を市町村等に委託した。

南会津野外活動センター……キャンプ場等施設整備工事

相撲場………………上屋柱取替等工事

会津体育館 ………………屋根補修工事

荻野漕艇場………………ナックルフォア艇5艇購入

市町村の体育施設は、県単独補助事業により国民運動場(野

球場)1ヵ所が整備されたほか、国庫補助事業により市町村

立小中学校水泳プール15ヵ所、水泳プール上屋1ヵ所、学校

体育施設開放施設12ヵ所及び社会体育施設の体育館、運動場

野球場、コート、附属施設各1ヵ所の整備が図られた。

なお、国庫補助事業で整備された県の施設は、県立高等学

校水泳プール、柔剣道場各1ヵ所となっている。一方、社会

体育施設の県営白河体育館については、昭和57〜58年度にわ

たる国庫債務負担、行為対応事業となっている。

第2節 保健体育関係表彰

体育・保健・安全・給食の各分野で、特に、功績のあった

方々及び団体が、文部大臣、県教育委員会、各関係団体等よ

りそれぞれ表彰を受けた。

受賞者及び受賞団体は、次のとおりである。

1 体 育 関 係

(1)文部大臣表彰

1) 体育功労者(個人)
氏名・住所 役職名 主な功績
西牧清富
(いわき市)
いわき市体育協会理事 永年にわたり、陸上競技の普及・指導及びスポーツ少年団
の育成・指導等社会体育・スポ―ツの振興に大きく貢献している。

2) 社会体育優良団体
団体・住所 役職名 主    な    功    績
ムネカタ女子ハンドボール部
(福島市)
  職場スポ―ツの振興に努めるとともに、地域のハンドボール愛好者
に運動場及び指導技術を、開放するなど地域社会体育の普及・振
興に貢献している。

3) 体育指導委員功労者(個人)

57.11 .25
氏名・住所 役    職    名 主    な    功    績
渡辺市松
(福島市)
福島県体育指導委員連絡協議会会長 体育指導委員として26年間、一貫して地域のスポ―ツの振興とその発展
に貢献している。
鈴木一平
(いわき市)
福島県体育指導委員連絡協議会副会長 永年にわたり体育指導委員として、技術の指導、指導者の養成にあたる
とともに地域住民を対象としたスポーツ行事を開催するなど社会体育の
振興に貢献している。
遠藤久雄
(喜多方市)
(財)喜多方市体育協会長 永年にわたり体育指導委員として市民のスポ―ツ活動の推進にあたり、
その間武道館の建設促進、体育協会の法人化に尽力するなど地域の
社会体育の振興に貢献している。


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。