教育年報1982年(S57)-261/316page
額については、昭和58年3月まで、増額分の3分の1が
停止された。
2) 普通恩給等の最低保障額の増額
3) 扶養加給の増額
4) 恩給年額及び扶養加給の増額は、昭和57年5月から実
施された。
2 退 職 手 当
(1)退職手当の裁定及び支給額
退職手当の裁定及び支給額は、次のとおりである。
学校種別 人員 金額 事務局 4人 76.673千円 小学校 538 8,819,257 中学校 272 3,606,240 高等学校 168 2,623,126 盲・ろう学校 18 101,299 養護学校 47 402,305 計 1,047 15,628,900
3 退 職 年 金
(1)年金の決定件数
退職年金等の決定件数は、次のとおりである。
退職年金 減額退職
年金障害年金 遺族年金 通算退職
年金計 672件 11件 14件 19件 3件 719件
(2)支給人員及び支給額
退職年金等の支給人員及び支給額(昭和58年3月現在)
は、次のとおりである。
年金種別 人員 金額 退職年金 6,709人 14,621,085千円 減額退職年金 150 196,307 障害
年金公務上 1 1,686 公務外 109 206,894 遺族
年金公務上 4 5,366 公務外 1,184 1,238,289 計 8,157 16,269,627
(3)年金額等の改正
昭和42年度以後における地方公務員等共済組合法の年金
の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律(昭和
47年法律第72号)が、昭和57年8月7日公布された。
主な改正事項は、次のとおりである。
1) 既裁定年金の年金額の引上げ
2) 退職年金等の最低保障額の引上げ
3) 掛金及び給付額の算定の基礎となる給料の最高限度額
が、440,000円に引き上げられた。
(4)年金改革の動き
年金制度の改革について、昭和57年7月に臨時行政調査
会の行政改革に関する基本答申、共済年金制度基本問題研
究会の意見、社会保障長期展望懇談会の社会保障の将来展
望についての提言等が公表された。
4 退 会 金
(財)福島県教職員互助会の昭和57年度における退会金の給
付概況は、次のとおりである。
給付件数 給付額 982件 162,452,600円
第4節 保健・厚生事業
1 県及び共済組合の共催事業
(1)へき地巡回検診
1) 検診車による検診(16年目)
県人事委員会指定のへき地学校に勤務する教職員及び
その被扶養者を対象として、公立学校共済組合東北中央
病院の巡回検診車に医師及び医療技師が同乗し14市町村
18会場にて延べ18日間検診車を運行して検診を実施した。
検査項目は、聴打診、血圧測定、尿定性検査、胃部間
接撮影のほか、医師の診断により心電図検査等を行った。
検査種別/結果 検査結果 受診者 受診者に対する率 異常なし 要注意 要治療 異常なし 要注意 要治療 人 人 人 人 % % % 肝機能検査 481 59 12 552 871 107 22 血圧測定 470 78 6 554 848 141 11 尿検査 466 84 ― 550 847 153 ― 胃間接撮影 339 169 ― 508 667 333 ― 心電図検査 195 42 4 241 809 174 17
なお、巡回検診地は、南会津方部、田村・相双方部、
耶麻・湖南方部の三地区で実施した。
2) 血液による健康検査(12年目)
県人事委員会指定のへき地学校のうち「巡回検診車に
よる検診」の対象校以外のへき地学校に勤務する教職員
に対し、福島県保健衛生協会に委託して血液採取による
健康検査を147校907人を対象として実施した。
検査種別/結果 検査結果 受診者 受診者に対する率 異常なし 要注意 要治療 異常なし 要注意 要治療 人 人 人 人 % % % 循環器検査 678 77 47 802 84 5 9 6 5 9 心臓肝臓機能検査 713 52 37 802 889 65 46 膵臓機能検査 783 15 4 802 976 19 5 動脈硬化症検査 609 164 29 802 759 205 36 進行性炎症検 7 37 ― 802 954 46 ― 腎肝・循環器検 7 14 ― 802 98 3 17 ― 栄 養 状 態 48 26 802 90 8 60 32