教育年報1983年(S58)-121/323page
の向上を図った。
ウ 自己研修の充実により、教職員の能力が効果的に発
揮されるように努めた。
2) 学校管理運営の適正化
ア 適正な学校運営の努力目標を定め、その到達度を客
観的に評価できるように努めた。
イ 管理者が学校管理運営について積極的に指導助言を
行うように努めた。
ウ 諸表簿の処理と保管、設備・備品の管理と活用に努
めた。
エ 学校事務の責任分担を明確にし、正確、敏速、円滑
に処理するように努めた。
オ 各種調査報告について、厳正、的確に作成し、期限
の厳守に努めた。
3) 勤務体制の確立
ア 教職員の勤務内容を明確にし、その実績について客
観的に評価できるようにした。
イ 最終退勤者と宿日直代行員は、出退勤時に学校管理
状況の引継ぎを確実に行うように指導した。
4) 使命感の高揚
ア 教育公務員としての使命感に徹し、規律と責任ある
態勢を整え、教育能率の向上に努めた。
イ 教育公務員としての立場を自覚し、いっそう事故防
止に努め、社会的信用を失墜することのないようにし
た。
ウ 絶えず自己研修に努め、豊かな知性を養い、指導力
を高め、職責をじゅうぶん果たせるようにした。
(5) 教育環境の整備充実
1) 学習環境の整備充実
ア 環境整備については、方針を確立し、年次計画によ
る充実を図った。
イ 学習環境を整備し、学習意欲の高揚を図った。
ウ 施設・設備の管理と運営の適正化を図った。
2) 学校事故防止の徹底
ア 安全教育の計画的実施と、事故防止を配慮した環境
の整備改善に努めた。
イ 学校事故、教職員事故の防止については、適切な対
策を樹立し、事故の絶無を期し右
ウ 指導、管理の充実を図るため、関係機関、団体等と
の連携を密にして協力態勢の確立に努めた。
(6) 公立高等学校入学者選抜
1) 基本方針
昭和59年度福島県公立高等学校入学者選抜における基
本方針
ア 一般選抜
入学者の選抜は、中学校長より提出された調査書、
選抜のための学力検査の成績等を資料として、高等学
校教育を受けるにふさわしい資質と能力を総合的に判
定して行うこととする。
(ア) 中学校長より提出する調査書は、厳正、公平に作
成する。
(イ) 高等学校においては、調査書を十分に尊重する。
(ウ) 学力検査問題の出題は、中学校学習指導要領に華
づき、適正なものとする。
(エ) 学力検査を実施する教科は、従前通り、国語、社
会、数学、理科、外国語(英語)の5教科とする。
イ 推薦選抜
入学者の選抜は、中学校長より提出された調査書、
推薦書及び選抜のための面接等を資料として、高等学
校教育を受けるにふさわしい資質と能力を総合的に判
定して行うこととする。
2) 推薦選抜制の対象学科の拡大
昭和54年度から実施してきた農業、水産に関する学科、
昭和58年度より導入した工業、商業に関する学科に加え
て、昭和59年度からは家庭に関する学科についても実施す
る。これによって、本県に設置されている職業に関する
全ての学科において推薦選抜が行われることになる。
3) 入学者選抜関係日程
6月8日 公立高等学校入学者選抜対策会議
(第1回)
7月13日 同 上 (第2回)
8月19日 同 上 (第3回)
8月22日 公立高等学校入学者選抜対策会議報告書
提出
10月18日〜10月31日 入試要綱説明会
県北、県中、県南、会津、南会津、いわき、
相双の7地区
11月29日 昭和59年度入学者募集定員決定
59年
2月23日 昭和59年度入学者募集定員臨時増決定
ア 推薦選抜関係日程
1月19日〜1月23日 願書受付
1月27日 面接
2月 3日 合格内定通知
2月10日 入学確約書提出
3月19日 合格者発表
イ 一般選抜関係日程
2月13日〜2月17日 願書受付
2月20日〜2月23日 出願先変更
3月 2日〜3月5日 調査書提出
3月16日 学力検査
3月19日 合格者発表
3月23日〜3月27日 再募集願書提出
3月29日・3月30日 再募集合格者発表
2月15日〜4月16日 通信制の課程の願書提出
4月11日まで、定時制における特例募集の願書提出
4月12日〜4月14日 同上面接、合格者発表
4) 志願者数・合格者数
ア 志願者数は、昭和59年2月23日現在の調査による。
イ 合格者数は、昭和59年3月19日現在の調査による。
ウ 再募集の合格者数は、昭和59年4月3日現在の調査
による。
エ 推薦入学の志願者数・合格者数は、昭和59年2月
10日現在の調査による。