教育年報1983年(S58)-130/323page
5 生徒指導・進路指導
(1) 駐在指導主事の活動
県内6区地に各1名駐在する指導主事の活動によって生
徒指導の充実を図った。
主な活動は次の通りである。
1) 地区高等学校あ訪問指導(計画・随時)
2) 生徒指導研究手校の指導
3) 地区内高等学校生活指導協議会の指導・援助
4) 関係諸機関、諸団体との連携
5) 生徒指導関係の情報と資料の収集
6) 生徒指導関係の諸研修会における指導
(2) 生徒指導関係の諸研修会における指導
名 称 期 日 期間 会 場 参 加 者 研 究 内 容 生徒指導担当者
研修会7.11(月)
〜13(水)
3日 教育センター 生徒指導主事
111名生徒指導上の諸問題について研究協議を行
い、生徒指導主事の指導力の向上を図り、生
徒指導の充実・改善に資する。
○講 義 「生徒指導について」
○講 演 「生徒指導の現代的課題」
○演 習 「エゴグラムと交流分析」
○事例発表 「高校生活への適応を高めるた
めの中高連携」
「中途退学者を減少させるための
方策」
○研究協議 「新入生の学校適応指導はどう
あるべきか」
「家庭及び関係機関との連携は
どうあるべきか」特別活動講習会 8.29(月)
8.30(火)
9.5(月)
11.16(水)1日
1日
1日
1日福島工業高校
富 岡 高 校
郡 山 高 校
若松商業高校19名
29名
31名
24名特別活動における問題点を解明し、生徒指
導の充実・改善に資する。
○研究主題 「勤労にかかわる体験的な学習
の指導を、学校教育の中に適切
にとりいれ、働くことや創造す
ることの喜びを体得させるため
にはどのようにしたらよいか。」(3) 生徒指導推進地域の指定
1) 目 的
生徒指導推進地域を指定し、生徒指導に関する効果的
な指導体制と対策の樹立に資する。
2) 主 題 「地域ぐるみの生徒指導」
3) 指定期間 昭和57・58年度
4) 指定地域 会津若松市
5) 推進事業
ア 推進会議の開催
イ 指導者研修会の開催
ウ 広報活動及び意識調査
エ 地区別研修会(13地区)及び実践活動
(4) 生徒指導研究会議
1) 日 的
最近における高校生の問題行動、事故等の多発傾向に
かんがみ、当面する生徒指導上の課題について、種々の
面から考察、研究を行い、あわせてその対策を検討する。
2) 会 議
第1回 5月24日(火) 第2回 7月18日(月)・19(火)
第3回 9月19日(月)
3) 内 容
ア 教師が、多様化する生徒を理解するためには、どの
ように考えればよいか。
イ 教師は、生徒をどのような場面で、どのように理解
すればよいか。
ウ 上記の内容に関する研究結果をもとにして、教師用
指導資料を作成・配布し、生徒を正しく理解し、指導
に努める。
(5) 進路指導関係各種研修会並びに講座
名 称 期 日 期 間 会 場 参 加 者 研 修 内 容 高等学校進路
指導主事研修5月30日(月)
〜6月1日(水)3日 教育センター 107名 1)高等学校の進路指導主事に対し、進路指導に必要
な専門的事項について研修を行い、資質の向上を図
り、進路指導の充実を期する。
2)主 催福島県教育委員会
3)内 容
ア 議 演
高校生の発達段階と進路指導について
大阪大学助教授 中西信夫
イ 議 義
進路指導と生徒理解