教育年報1983年(S58)-241/323page

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 7 学校給食調理コンクール

 学校給食の食事内容の充実向上と多様化、高度化を図るた

め、学校栄養職員および調理従業員の調理技術の研さんと意

欲の高揚に資するため、学校給食調理コンクールを開催した。

(1) 主   催

  (特)日本学校健康会、福島県教育委員会、(財)福島県学校給食会

(2) 期日及び会場

  期 日 昭和58年8月18日(木)

  会 場 福島県立福島中央高等学校

(3) 出 場 者

  各教育事務所より選抜された7チーム、夜間定時制高校

 より1チームで1チーム3名の編成とした。

(4) 競技の内容

 1) 競技内容は、献立の作成と調理とした。

 2) 献立と調理は自由、課題献立それぞれ5人分とした。

 3) 食材料費は、1食当たり150円(主食、牛乳を除く)

  とした。

 4) 課題献立は、いわしを使った(課題名は指定しない)

  調理とした。

(5) 競技の結果

 1) 文部省体育局長賞(課題献立)

   いわき市立湯本第一小学校(いわき)

 2) (特)日本学校健康会理事長賞(自由献立)

   会津若松市立城西小学校(会津)

 3) 福島県教育委員会教育長賞(総合)

   郡山市立金透小学校(県中)

 4) (財)幅島県学校給食会長賞

   白沢村立糠沢小学校(県北)

   塙町学校給食センター(県南)

   伊南村学校給食センター(南会津)

   楢葉町立楢葉南小学校(相双)

   県立安達高等学校

 8 完全給食の実施計画に係る調査

 昭和58年5月1日現在で、完全給食未実施の小学校44校、

中学校48校について行った調査の結果は、次のとおりであ

る。

(1) 完全給食の実施について

 1) 現在実施できない理由
現在実施できない理由

※ 市町村の財政事情を理由にあげる学校が多数を

 占めるが、保護者や児童生徒の意向を全く把握し

 ていないとみられる内容もあった。

 2) 今後の計画について
今後の計画について

※ 実施計画なしの小学校22校には少人数(3〜23

 人)の分校であり、地理的条件等の事情から実施

 の考えのない学校11校(50%)が含んでいる。

  今後の計画をみると「具体的計画がある」と「前

 向きで検討する」を合せて小学校では20校(45.5%)

 となる。中学校では60%に満たないのが目立つ。

(2) 昭和58年5月1日現在の状況について

 1) 実施の形態
実施の形態

 ※ 補食校のうち小学校の4校は以前完全給食を実

  施していたが学校給食に米飯導入が決まった昭和

  50年度途中において父兄から弁当持参方式の強い

  要望により補食給食に転じたものである。また小

  学校の補食校3と中学校の補食校1校及びミルク

  給食2校が本年4月から完全給食を実施した。

 2) 給食施設の保有状況
給食施設の保有状況

 9 学校給食関係補助金の事業実績

(1) 学校給食施設設備整備費補助金

  学校給食法第7条第1項の規定に基づく補助金の交付状

 況は、次のとおりである。


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