教育年報1983年(S58)-298/323page
1) 学校利用指導者研修会及び少年団体等利用指導者研修
会等の指導者のための研修会では、研修目標の具現化の
ためのプログラムの編成と実技研修に重点を置いて実施
し、利用効果の向上に努めてきた。
2) 登山、キャンプ、雪のつどい等の親子のつどいは毎回
創意工夫、改善を加え魅力あるつどいにするよう努め、
好評を得て所期のねらいを達成することができた。
3) 今年度の新規事業として実施した「自然に鍛える少年
のつどい」の「少年サマーキャンプ」、「少年ウィンター
フェスティバル」は、野性味と手づくりの生活体験を主
眼に実施した。夏冬2回の自然体験、交流を経て、強い
絆と友情が生まれ所期の目的を達することができた。
(6) 安全管理の徹底
1) 安全管理の徹底を期すため、施設・設備の安全点検エ
リアパトロールを定期的に実施し、利用者の安全確保と
事故防止に努めてきた。
2) 食中毒を防止するため毎日定例日に給食委託業者との
打合せ、厨房等の点検を継続実施してきた。
3 職員組織
職名 所長 次長 主事 主 任
指導主事指導主事 社会教育
主 事運転手兼
用務員計 人員 1 1 2 1 3 1 1 10 第2節 施設・設備の概要
1 所 在 地
福島県郡山市逢瀬町多田野字中丸山54番地
2 敷 地 面 積
約330,000m2
3 建 物 面 積
延 3,801.82m2
4 宿 泊 定 員
○本 館 166名(14室) ○和室(8畳1)
○ロッジ 180名(9棟、テント6人用40張)
5 施設・設備等
施 設 設備及び研修用備品 研 修 室
(60人用2室)(1室はプレールーム兼用)
暗幕.16ミリ映写機、幻灯機、OHP、
鉱物標本、学習用図書、張子の面木型
(200個)、テレビ(1台)中央ホール
なかよしホールエレクトーン、ステレオ、燭台、旗掲揚
塔、休憩用いす・机、自動給湯機食 堂
(328.6m2)収容人員166名、冷蔵庫(2)、給湯機、厨
房室
第3節 利用状況
施 設 設備及び研修用備品 乾 燥 室
(66m2)温風暖房機、脱水機、ハンガー(200
個)体 育 館
(543m2)卓球台(7台)、バスケットボール、バレ
ーボール、バトミントン、綱引用綱、ピ
アノ、燭台、放送機、総合活動館
(522m2)サーキット設備(20種目)、エレクトー
ン、燭台、セフティーマット、放送機野 営 場 ロッジ(9棟、各34m2)、野外活動セン
ター(91m2)炊飯用具180人分、テント
40張、放送機、舎監室、炊飯場2棟各
10かまど、テントサイト、便所(2)、洗面
所、薪置場、野外活動事前指導用ベンチ、
食卓(18卓180人)プ ー ル 25m X15m(7コース)、更衣室、シャワ
一便所、清毒槽、循環ろ過装置野 外 施 設 キャンプファイヤー場(3)、つどいの広場
(2)つどいの丘、緑の広場(11,000m2)そ
り場、サーキ・ジトコース.フィールドワ
一クコース、オリエンテーリングコース、
ウォークラリーコース、自然観察コース、
コンパスラリーコース、ナイトハイキン
グコース、登山コース、自然遊歩道、東屋等その他の備品 天体望遠鏡、レコードプレーヤー、テー
プレコーダー(2台)アコーディオン(2
台)、トランシーバー(2台)、ハンドスピ
一カー(2台)ギター(2台)、ソフトボ
一ル用具一式、そり(200台)、オリエンテ
一リング用具一式、伝承遊具、もちつき
用具一式
少年自然の家を利用できる団体は次のように大別される。
1.小学校、中学校、養護学校の児童生徒及び引率者
2.少年団体等の構成員及び引率者
3.その他所長が認めた団体
本年度の利用団体は279団体、利用延人数は49,192人であ
る。その利用状況は次の通りである。