教育年報1984年(S59)-262/287page

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  会等を通して共通理解を図った。

 3) 実技研修会を計画的に実施し、指導力の向上に努めて

  きた。

(4)広報活動の強化

 1) 利用の促進を図るため、利用申込要項、要覧、所報及

  び主催事業案内等を関係機関に配布すると共に各報道機

  関へ広報の協力を依頼し、啓発に努めた。

 2) 施設参観を奨励し、施設の正しい理解が得られるよう

  に努めた。

(5)主催事業の効果的運営

 1) 指導者のための研修会では、研修目標の具現化を図る

  ためのプログラム編成と実技研修に重点を置き実施し、

  利用効果の向上に努めてきた。

 2) ふれあいを深める親子のつどいは、毎回創意工夫、改

  善を加え魅力あるつどいに努め、好評を得て所期のねら

  いを達成できた。

 3) 自然に鍛える少年のつどいは、野性味と手づくりの生

  活体験を主に内容に創意工夫を加え実施したが、夏と冬

  2回の自然体験により、体力、創意工夫心、友情の絆が

  生まれ、所期の目的を達することができた。

(6)安全管理の徹底

 1) 安全管理指導体制を確立し、定期及び随時に施設、設

  備等の安全点検とエリアパトロールを実施し、安全確保

  と事故防止に努めた。

 2) 食中毒防止のため例月1回給食委託業者との打合せ

  会、厨房等の点検を継続的に実施してきた。

  3 職員組織
職名 所長 次長 主事 主  任
指導主事
指導
主事
社  会
教育主事
運転手
兼用務員
人員 1 1 2 1 3 1 1 10

第2節施設・設備の概況

1 位  置

福島県郡山市逢瀬町多田野字中丸山54番地

2 敷地面積

約330,000m2

3 建物面積

延べ3,806.08m2

4 宿泊施設

○本 館  定員166名(14部屋)和室(8畳)

○ロッジ  定員180名(9棟、テント6人用40張)

5施設・設備等
施    説 設備及び研修用備品
研  修  室
(60人用2室)
(1室はプレールーム兼用)
暗幕.16ミリ映写機、幻灯機、O H P、
鉱物標本、学習用図書、張子の面木型
(200個)、テレビ(2台)、ビデオー式
中央ホール
なかよしホール
エレクトーン、ステレオ、燭台、旗掲揚
塔、休憩用机、いす、自動給湯機
食    堂
(333.2m2)
収容人貝166名、冷蔵庫(2)、給湯機、厨
房室
乾  燥  室
(66m2)
温風暖房機、洗濯機、脱水機、ハンガー
(200個)
体  育  館
(543m2)
バスケットボール施設、バレーボール施
設、パドミントン施設(2)、卓球台(6)、ピ
アノ、燭台、放送機
総合活動館
(522m2)
サーキット施設(20種目)、エレクトー
ン、セフティマット、燭台、放送機
野  営  場 ロッジ(9棟各34m2)、野外活動センタ
一(91m2)、炊飯場(2棟各10かまど)、
炊飯用具(180名分)、放送機、テント
(40張、6人用)、テントサイド、便所(2)、
洗面所、薪置場、食卓(18卓180名分)、
野外活動事前指導用ベンチ
プ  ー  ル  7コース(25×15m)、更衣室、シャワ
ー、便所、消毒槽、循環ろ過装置
野 外 施 設  つどいの広場、つどいの丘、緑の広場
(11,000m2)、営火場(3)、そり場、サー
キットコース、オリエンテーリングコー
ス、ウオークラリーコース(4).フイール
ドワークコース(2)、コンパスラリーコー
ス、自然観察コース、ナイトハイキングコ
一ス、自然遊歩道、東屋、登山コース(5)等
 その他の備品 天体望遠鏡、レコードプレヤー、テープ
レコーダー(2台)、アコーデオン(2台)、
ギター(2台)、トランシーバー(2台)、
ハンドスピーカー(5台)、ソフトボー
ル用具一式、伝承遊具、もちつき用具等

 第3節利用状況

 少年自然の家を利用できる団体は、次のように大別される。

 1 小学校、中学校、盲・ろう・養護学校の児童生徒及び

  引率者。

 2 少年団体等の構成員及び引率者。

 3 その他所長が適当であると認める団体。

本年度の利用団体は264団体、利用延人数は45,422人であ

る。そめ利用状況は次の通りである。



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