教育年報1985年(S60)-080/279page
10教育研究団体
(1)福島県公立幼稚園教育研究会
1)組織及び財政の状況
○会 長 小川識 福島市立笹谷幼稚園
○会員数 930名
○昭和60年度決算額 1,747,414円
上記のうち補助金額 240,000円
2)事業の概要
○教育課程研究協議会
・県北地区10月17日 295名
伊達郡掛田町立掛田幼稚園
伊達郡霊山町立小国幼稚園
伊達郡霊山町立石田幼稚園
・県中地区10月2日 167名
東白川郡古殿町立古殿幼稚園
・県南地区10月16日 140名
東白川郡鮫川町立鮫川幼稚園
・会津地区10月4日 180名
南会津郡下郷町立下郷小学校
・いわき地区 10月23日 100名
いわき市立四倉第三幼稚園
・相双地区11月1日 170名
相馬市立玉野幼稚園
(2)福島県小学校教育研究会
1) 目 的
小学校において、当面する教育課程の実施に伴う指導
上の諸問題について組織的な研究を行い、その結果をも
とに研究協議し、小学校教育の充実を図るとともに、教
職員の指導力の向上に資する。
2)研究主題
ア 基本主題
自ら考え正しく判断し、実践力のある児童の育成を
重視した学習指導
イ 各部研究主題
部会 期間 研 究 主 題 国語 自58
至60正しい豊かな国語力を育てる指導は、 どのように進めたらよいか。 社会 〃 自ら社会的事象を追究し、社会生活の意味を考える授業は、どう
すればよいか。算数 〃 意欲をもって問題を解決し、基礎的・基本的事項を確かに身につ
ける指導は、どうすればよいか。理科 〃 自然事象の中から問題を見つけ、自ら解決できる児童を育てるに
は、どうすればよいか。音楽 〃 心から音楽を愛好する心情を育て、進んで音楽の楽しさ美しさを
求めよ うとする児童の育成は、どうすればよいか。図画工作 〃 一人一人に造形活動の喜びを味わわせ、創造的表現力を高める
指導は、どうすればよいか。
3)組織及び財政の状況
部会 期間 研 究 主 題 家庭 自58
至60自ら家庭生活をよりよくしようとする実践的な態度を育てる指導は、
ど うすればよいか。体育 〃 進んで学習し、運動能力を高め、楽しさがわかる児童を育てる指
導は、どうすればよいか。道徳 〃 児童自らが生活の高まりを求める道徳の授業は、どのようにすれ
ばよいか。特別活動 〃 所属する集団の一員としての役割を自覚し、自発的・自治的な実
践活動 をする児童を育てる指導助言は、どうすればよいか。視聴覚教育 〃 学習意欲を高めるために、視聴覚教材や教育機器を、どう活用
すればよいか。教育評価 〃 目標に応じた学習過程の評価を通して、児童の自己たしかめを、
どう育てたらよいか。
○会 長 古関二郎 福島市立森合小学校
○会員数 7,960名
○昭和60年度決算額 10,222,731円
上記のうち補助金額 1,610,000円
4)主な事業
○研究協議会
ア 主 催
福島県教育委員会、福島県小学校教育研究会
イ 期日・会場
(ア)地区研究協議会 7月22日〜8月6日の内1日間
県内16会場
(イ)県研究協議会 9月25日〜11月1日の内2日間
県内12会場
ウ 参加者
国、公、私立の小学校教員
○地区研究協議会 7,494名
○県研究協議会 2,883名
エ 指導助言者
指導主事、指導委員、校長、教頭、教諭等
(3)福島県中学校教育研究会
1) 目 的
中学校教育において、当面する教育課程の実施に伴う
指導上の諸問題について組織的な研究を行い、その結果
をもとに研究協議し、中学校教育の充実を図るとともに、
教職員の指導力の向上に資する。
2) 研究主題
ア 基本主題
人間性豊かな生徒を育成するために、各教科等にお
ける指導をどのようにすればよいか。