教育年報1985年(S60)-090/279page
(2)学級減
課 程 学 校 名 内 容 全 日 制 棚 倉 普 通 科 1学級 〃 小 野 普 通 科 1学級 〃 会 津 農 林 農 業 科 1学級 〃 田 島 普 通 科 1学級 定 時 制 福 島 中 央 普 通 科 1学級
(3)募集停止
課 程 学 校 名 内 容 全 日 制 福 島 農 蚕 農 蚕 科 1学級 〃 会 津 工 業 工 芸 科 1学級 〃 〃 窯 業 科 1学級 〃 喜多方商業 事 務 科 1学級 定 時 制 会 津 中 央 農 業 科 1学級
(4)学科新設
課 程 学 校 名 内 容 全 日 制 福 島 農 蚕 食品化学科 1学級 〃 会 津 工 業 インテリア科 1学級 〃 〃 セラミック科 1学級
第2節学校教育
1 概 要
(1)指導行政の基本方針
生徒の能力・適性・進路・関心等を十分考慮し、地域や
学校の実態に応じた教育指導の充実を図りながら、人間性
豊かな生徒の育成を目ざして、学校教育活動が活発に展開
されるよう次の重点目標を設定してその達成に努めた。
1) 生徒の実態等をふまえ、各学校が主体性をもって、多
様な教育課程を編成し、特色ある学校づくりができるよ
う指導援助する。
2) 指導内容の精選と構造化に努め、習熟度別学習指導な
どを通して生徒一人一人を生かす指導方法の改善・工夫
が図られるよう指導援助する。
3) 生徒指導の組織・体制を点検するとともに、教職員の
共通理解を基盤として、中学校や家庭との連携を深めな
がら、生徒理解に基づく指導が展開されるよう指導援助
する。
4) 生徒の学校生活への適応を促進し、中途退学者の減少
及び生徒非行・生徒事故の防止が図られるよう指導援助
する。
5) 教職員の資質と指導力の向上に努める。
6) 勤労にかかわる体験的な学習及び産業教育、情報処理
教育の推進を図る。
(2)指導組織
高等学校教育課長を中心に、次の人員が一体となって、
それぞれの分掌に従い、企画・運営・指導助言に当たった。
主 幹 1名
主任指導主事 1名
指導主事 16名
(うち、駐在指導主事 6名)
また、県立高校教諭37名を学校教育指導委員に委嘱し、
各教科の指導活動の充実強化を図った。
(3)学校教育指導の重点
前記の基本方針に基づき、指導の重点を次のように設定
し、指導の充実を図った。
1) 教育課程の適正な運営と指導法の改善を図る。
ア 教育課程研究集会を開催し、学習指導要領の趣旨に
基づく教育課程の運営と指導法の改善について、研究
発表並びに研究協議を行った。
イ 教育課程研究会議を開催し、「進路指導の充実を図る
ための教育活動」について研究した。
ウ 文部省指定研究学校(教育課程、勤労体験学習、生
徒指導)、県指定研究学校(学習指導、進路指導、生徒
指導、情報処理教育、国際交流)における研究実践の
推進を図り、その成果の普及に努めた。
工 県立学校共同訪問により、教育課程の改善および指
導法について指導助言を行った。
オ 特別活動講習会を開催し、ホームルーム指導のあり
方について研究協議を行った。
力 各種研修会、学校訪問等を通して、学習指導に関す
る下記事項の徹底に努めた。
(ア) 蓼科科目の目標を明確にとらえ、指導内容を重点
化して基礎学力の充実を図ること。
(イ) 教材の特性に即して指導法に工夫を加えるととも
に、学習指導の個別化に努めること。
(ウ) 学習効果を高めるための評価の方法について研究
し、改善を図ること。
2) 生徒指導の充実を図る。
ア 校内における指導体制の確立を期し、各種研修会、
学校訪問等の指導を通して、教職員の共通理解を図り
同一歩調による生徒指導の充実に努めた。
イ 生徒指導研究会議を開催し、生徒と教師の人間的ふ
れ合いをもとにした生徒指導を進めるために、指導資
料第22集「特別活動の進め方」を刊行、配布した。
ウ 新入生の保護者を対象に、家庭における指導のため
のパンフレット「育てようすこやかに」を配布した。
工 生徒指導推進地域を指定し、中・高及び関係諸団体
が一体となって、環境浄化・生徒の健全育成を中心に、
地域ぐるみの生徒指導の推進に努めた。
オ 生徒指導担当者研修会を開催し、生徒の多様化に即
した生徒指導めあり方について研究協議を行った。
力 学校における教育相談体制の確立と教育相談活動の
改善充実を図った。
3)進路指導の適正化に努める6
ア 進路指導主事研修会、進路指導講座等を実施し、下
記事項の徹底に努めた。