教育年報1985年(S60)-136/279page
イ 巡回相談委員
(◎印委員長)
氏 名 役 職 名 備考 庄司他人男 福島大学教育学部教授 ◎ 小森澄憲 郡山女子短期大学部教授 渡辺俊彦 福島女子短期大学助教授 河野義章 福島大学教育学部助教授 林借子 郡山女子短期大学部助教授 樋口勝也 桜の聖母短期大学助教授 加藤一夫 福島県立医科大学講師 松崎博文 福島大学教育学部講師 山脇道子 福島市立野田保育所長 橋本タ ツ 郡山市立鶴見担保育所長
なお、企画運営委員である西久保委員は、はがき通
信委員もかねる。
ウ 巡回相談会場参加者
相談者 391名(個別相談者数 146名)
エ 巡回市町村
川俣町・本宮町・長沼町・石川町・郡山市・表郷村・
塙町・富岡町・柳津町・新鶴村・河東町・伊南村・
舘岩村・双葉町・いわき市(小名浜公民館・常磐公
民館)
4) 4・5歳児の家庭教育手引書の配布
県内4歳児をもつ親を対象に、「すこやかな成長をねが
って」を家庭教育資料としで配布した。
4 家庭教育総合推進事業
(1)趣 旨
家庭をとりまく経済社会状況が変化し、青少年の問題行
動が増加する中で、今日の家庭教育の課題に対処するため、
総合的な観点から家庭教育の充実方策を推進する。
(2)実施主体 福島県教育委員会
(3)実施時期 昭和60年5月〜昭和61年3月
(4)研究主題 「現代社会における家庭教育」
一子どもの課題・親の課題一
(5)事業の内容及び方法
1)企画推進委員会の設置
ア 企画推準委員会は、全県的な視野で研究主題をとり
上げ、分析検討する。
イ 委員会は研究主題に即して、これまでの成果をとり
まとめ、家庭教育指導資料を作成する。
ウ 企画推進委員 (◎印委員長)
氏 名 役 職 名 備考 菊池章夫 福島大学教育学部教授 ◎ 徳田安俊 福島大学教育学部教授 佐々木篤信 福島県立会津短期大学助教授 小森澄憲 郡山女子短期大学部教授 八島祐子 福島県立医科大学助教授 国井庄八 福島県PTA連合会会長 阿部和男 福島市中央公民館長 海野清瀬 福島県婦人団体連合会事務局長 松本恒雄 福島県教育庁義務教育課主幹 坂本善一 福島県教育センター教育相談係長
2) 家庭教育指導者研究協議会の開催
ア 研究主題にもとづき今後の家庭教育のあり方につい
で協議した。
イ 家庭教育指導者研究協議会の実施
期 日 会 場 参加者 11月7日 磐梯町中央公民館 170名 11月20日 平由村中央公民館 220名 11月28日 いわき市小名浜公民館 257名
3)家庭教育指導資料の配布
ア 家庭教育指導者研究協議会・家庭教育研究集会の資
料として活用する。
イ 市町村教育委員会、小・中学校に配布し、家庭教育、
学級等での活用を図る。
4) 家庭教育電話相談の開設
ア 家庭教育電話相談の開設
「すくすくダイヤル」(0245)53-8222
イ 対象主として青少年及びその保護者等
ウ 開設時期・開設曜日
開設期間 昭和60年4月〜昭和61年3月
開設曜日・時間 (月)9:30〜15:30
(水)9:30〜15:30
(金)9:30〜12:30
エ 電話相談件数(昭和60年4月〜昭和61年3月)
361件(1日平均2.5件)
オ 主な相談内容(多い順から)
1位 育児・保育に関すること
2位 健康・発育に関すること
3位 しつけに関すること
4位 性格行動に関すること
5位 対人交遊に関すること
6位 登校拒否に関すること
7位 いじめに関すること
8位 進路に関すること
9位 知能ことばに関すること
10位 学業成績に関すること
第6節 公民館等社会教育施設
1 概 要
生涯教育の振興のためには、その活動の場となる公民館等
社会教育施設の整備・充実を図る必要があり、その計画的な
整備及び運営の効率化を図るよう努めた。