教育年報1985年(S60)-149/279page
昭和60年度文化財パトロール実施件数
教 育
事務所地 区 市町
村数パトロール
対象箇所数管内計 パトロール
実施件数年2回県 北 福 島 1 30 伊 達 9 30 90 180 安 達 7 30 県 中 郡 山 1 37 岩 瀬 5 32 石 川 5 31 130 260 田 村 7 30 県 南 西 白 河
東 白 川7
535
3570 140 会 津 北 会 津 4 29 両 沼 5 29 耶麻西部 4 31 150 300 耶麻北部 4 33 耶麻東部 4 28 南会津 南会西部
南会東部4
317
1835 70 相 双 相双北部 4 25 相双中部 3 28 80 160 相双南部 7 27 いわき いわき北部 1 30 57 114 いわき南部 27 計 21 90 612 612 1,224
2) 文化財保護指導者講習会
ア 趣 旨
文化財に関する知識の普及と愛護精神の高揚を図る
ため、文化財保護について指導的立場にある関係者に
対し、文化財に関する専門的事項について講習を行い
市町村における文化財保護行政の進展に資する。
イ 主 催
福島県教育委員会・三春町教育委員会
ウ 期日及び会場
昭和60年7月25日(木)〜26日(金)
三春町公民館
工 講習内容及び講師
(ア)講 義
(ア)歴史資料について
(財)福島県文化センター歴史資料課長
誉田宏
(イ) 久川城跡の指定と保存
伊南村教育委員会教育長 大桃博
(ウ) 地名研究の動向と調査の方法
千葉大学助教授 谷川彰英
(エ)歴史民族資料館の役割
三春町歴史民族資料館長 松本登
(オ)天然記念物の保存
(社)県総合緑化センター参事 安藤英雄
(カ)縄文人の食生活
名古屋大学助教授 渡辺誠
(イ)施設見学
三春町歴史民族資料館
2 文化財保存調査の推進
1)歴史の道保存調査
古くから文物や人物の交流の舞台となってきた道・水路
は、わが国の歴史を理解する上で極めて大切な意味をもつ
ものである。このため、57年度から3年計画であったもの
をさらに1年延長し、県内の「歴史の道」ともいうべき江
戸時代以前の古い道、河川等と、それに沿う地域に残され
ている歴史的遺産を周囲の環境を含めて、総合的かつ体系
的に調査を行っている。
○調査年度 昭和57年度〜昭和60年度
○調査対象 4か年で1碓テ道
○昭和60年度調査街道 沼田街道、八十里越、六十里越
○昭和60年度調査員
専門調査員 県文化財保護審議会委員
安田初雄
同 (財)県文化センター歴史資料課長
誉田宏
地区調査員 5名
「座史の道」調査一覧表
調査年度 番号 街道名 路離km 区 間 参 考 57 58 59 60 ○ 1 奥州道中 120 白坂一白河一郡山一福島一貝田(仙台方面 へ) 奥州諸大名参勤交代の道 ○ 2 浜街道 120 酒井一窪田一平一小高一相馬一新地(仙台 方面へ) 浜通り主要街道 ○ 3 米沢街道 30 八丁目(松川) 平田一大森一庭坂(米沢 へ) 羽州街道の脇街道 ○ 4 羽州街道 10 桑折一小坂一小坂峠(山形・秋田方面へ) 出羽国の大名道 ○ 5 水戸街道 61 矢吹一棚倉一東舘(矢祭)(水戸・常陸太 田方面へ) 古代文化伝幡の道 ○ 6 相馬街道 66 本宮一針道一比曽一飯樋一草野一中村 中通りへの塩の道