教育年報1985年(S60)-190/279page
5学校給食費
区 分 1人1食単価 1人平均月額 年間実施回数 備 考 小学校(低学年) 201円52銭 3,488円 192回 1 保護者負担のみとする。 小学校(高学年) 201円72銭 3,492円 192回 2 1食当り単価は年額÷年間実施回数。 中 学 校 236円09銭 4,061円 191回 3 年間実施回数は土曜ミルクは含まない。 高等学校(夜間) 188円07銭 3,857円 229回 4 月額は年額×1/11である。
6 学校給食改善研究指定(県教育委員会)
(1)趣 旨
学校給食における今日の諸課題について、実践的な調査
研究を行い学校給食の改善充実を図るとともに、今後の給
食指導に役立たせるため。
(2)研究事項
1) 学校全体で取り組む総合的な教育の場としての給食指
導の在り方と、学校及び児童生徒の実情に即した多様で
創意ある給食指導。
2) 学校又は共同調理場と家庭・地域との連携に配慮した
学校給食の改善、工夫。
3) 良質な学校給食用物資の安定的確保を図るための工
夫。
(3)研究期間2年間
(4)指定校(場)一覧
管内 市町村教委 学校(場)名 校長(場長)名 指 定 指定年度 研 究 主 題 国 県 県北 白沢村 糠沢小学校 長根智 ○ 59〜60 児童、生徒の実態に即した多様で創意のある給食指導 会津 昭和村 昭和村学校給食センター
(昭和中学校)酒井高美
(笹川征喜)○ 59〜60 郷土を愛する豊かな心を育てる給食指導
7 学校給食調理コンタール
学校給食の食事内容の充実向上と多様化、高度化を図るた
め、学校栄養職員及び調理従事員による調理コンクールを行
い、関係者の調理技術の研さんと意欲の高揚に資する。
(1)主 催
福島県教育委員会 (財)福島県学校給食会
日本学校健康会
(2)後 援
文部省
(3)期日及び会場
期日 昭和60年8月12日(月)
会 場 (財)福島県学校給食会
(4)出 場者
各教育事務所より1チーム 夜間高校より1チーム
(1チーム編成3名)
(5)競技の内容
1) 競技内容は、献立の作成と調理とした。
2) 調理数量は、自由献立、調理献立各々5人分とした。
3) 自由献立は地域的特色を有し、普及性のあるもので1
食150円(主食、牛乳は除く)以内とした。
4) 課題献立は、冷凍牛肉(ひき肉)を使った(課題名は指定
しない)調理とした。
(6)競技の結果
1) 文部省体育局長賞(課題献立)
2) 日本学校健康会理事長賞(自由献立)
郡山市立柴宮小学校
3) 福島県教育委員会教員長賞(総 合)
金山町立金山町中学校
4) (財)福島県学校給食会長賞
福島市立岡山小学校
只見町立朝日小学校
浪江町立浪江小学校
いわき市立勿来学校給食共同調理場
8 学校給食の実施計画に係る調査
昭和60年5月1日現在で、完全給食未実施の小学校42校、
中学校47校について行った調査の結果は次のとおりである。
(1)完全給食の実施について
1) 現在実施できない理由
※市町村の財政事情を理由にあげる学校が多数を
占めている。