教育年報1985年(S60)-254/279page

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  会等を通して共通理解に努めた。

 3) 計画的に実技研修会を実施し、指導力の向上に努めた。

(4) 広報活動の強化

 1) 利用の促進を図るため・利用申込事項・要覧・所報及

  び主催事業案内等を関係機関に配付、依頼すると共に各

  報道機関へ広報の協力を依頼し、また「くちこみ」によ

  る啓発に努めた。

 2) 施設参観、踏査、利用相談を奨励し、施設の正しい理

  解が得られるように努めてきた。

(5) 主催事業の効果的運営

 1) 指導者のための研修会では、研修目標の具現化を図る

  ためのプログラム編成と実技研修に重点を置き実施し、

  利用効果の向上に努めてきた。

 2) ふれあいを深める親子のつどいは、毎回プログラムに

  創意工夫と改善を加え、親子のふれあい、他家族とのふ

  れあい、自然とのふれあいがじゅうぶんなされるよう、

  魅力あるつどいに努め好評を得て所期のねらいを達成で

  きた。                

 3) 自然に鍛える少年のつどいは、自主的、創造的生活を

  通してたくましい心と体を育て友情をはぐくむ目的で

  内容に創意工夫を加え実施した。夏、冬シリーズでの自

  然体験により、体力がつき、忍耐力が養われ、友情の絆

  がめばえ、所期の目的を達することができた。

(6) 安全管理の徹底

 1) 定期及び随時に施設設備の安全点検とエリアパトロー

  ルの実施により、安全確保と事故防止に努めてきた。

 2) 食中毒防止のため、毎月1回給食委託業者との打合せ

  会、常時厨房等の点検、食品の衛生管理を実施してきた。

 3 職員 組織
職名 所長 次長 主事 主 任
指導主事
指導
主事
社 会
教育主事
主任運転手
兼用務員
人員 1 1 2 1 3 1 1 10

第2節 施設設備の概要

1 位   置

  福島県郡山市逢瀬町多田野字中丸山54番地

2 敷地面積

  約330,0001m2

3 建物面積

  延べ3,806.08m2

4 宿泊施設

 ○本館 定員166名(14部屋)和室(8畳)

 ○ロッジ  定員180名(9棟、テント6人用40張)

5 施設設備等
施    設 設備及び研修用備品
研修室(60人用2室) (1室はプレールーム兼用)暗幕、16ミリ映写機、幻灯機、OHP、鉱物標本、
学習用図書、張子の面木型(200個)、テレビ(2台)、ビテオー式
なかよしホール 休憩用机、椅子
食堂(333.2m2) 収容人員166名、冷蔵庫(2)、給湯機、厨房室
乾 燥 室(66m2) 温風暖房機、洗濯機、脱水機、ハンガ一(200個)
体 育 館(543m2) 卓球台(6台)、バスケツトボール施設、 バレーボール支柱、ネット、
バドミント ン(2式)、ピアノ、燭台、放送機
総合活動館(522m2) サーキット設備(20種目)、エレクトーン、燭台、セーウティーマツト、放送機
野 営 場 ロッジ(9棟各34m2)、野外活動センター(91m2)、炊飯場2棟(各10カマド)、
炊飯用具(180人分)、テント(6人用40張)、放 送機、テントサイド、便所(2)、
洗面所、薪置場、野外活動事前指導用ベンチ、食卓(18卓180人分)
プ ー ル  7コース(25m×15m)、更衣室、シャワ一、便所、消毒槽、循環ろ過装置
野 外 施 設 つどいの広場、つどいの丘、緑の広場(11,000m2)、営火場(3)、そり場、
サーキットコース.フィルドワークコース(赤、青)、オリエンテーリングコース、
ウォークラリーコース(A、B、C、D)、自然 観察コース(1.2)、コンパスラリーコース、
ナイトハイクコース、登山コース(御霊櫃コース、安積山コース、大将旗山コース、
強清水コース、三森峠縦走コース)、自然遊歩道、東屋等
その他の備品  天体望遠鏡、レコードプレーヤー、テープレコーダー(3台).アコーデオン(2台)、
ギター(2台)、 トランシーバー(2台)、 ハンドスピーカー(2台)、
ソフトボール用具(一式)、伝承遊具、もちつき用具(一式)

 第3節 利用状況

 少年自然の家を利用できる団体は、次のように大別される。

(1) 小学校、中学校、養護学校の児童、生徒及び引率者。

(2) 少年団体等の構成員及び引率者。

(3) その他所長が適当であると認める団体。

 本年度の利用団体は、272団体、団体利用延人数は48,458人

であり、その利用状況は次のとおりである。



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