教育年報1986年(S61)-048/213page
2) 作成委員 幼稚園長及び教諭・指導主事12名
3) 作成計画 61年度(第1集)園舎・園庭を生かして
62年度(第2集)地域環境を生かして
63年度(第3集)教師の個性を生かして
(8) 幼稚園と家庭との連携推進事業
1) 主 催 文部省、福島県教育委員会
2) 事業内容
〇 連携推進会議委員(10名)による年4回の会議開催
○ 研究協力園による主題研究及び研究公開
3) 研究主題
幼児の発達に即して、個人生活における望ましい習慣
や態度を育てるには、幼稚園と家庭との連携をどのよう
に図ればよいか、一基本的生活習慣や態度に関する分野―
4) 研究協力園名及び研究公開期旧
○公立 1 喜多方第一幼稚園(会津) 12月10日
2 熊町幼稚園(相双) 11月18日
3 玉川幼稚園(いわき) 11月12日
○私立 1 福島文化笹谷幼稚園(県北) 10月29日
2 三春幼稚園(県中) 11月27日
8 へき地教育
本県におけるへき地学校は、県全体の小・中学校別の総数
に対して、小学校232校で38.2%、中学校は70校で28.5%を
占め、小・中学校総数に対して35.4%の割合になっている。
へき地学校の分布を地域別にみると、へき地校の35.4%が
中通り地方で占め、会津地方が32.1%、浜通り地方が21.2%
の割合となっている。会津地方では、小・中学校の50.5%が
へき地指定となっている。
これらのへき地、山村、過疎地域の教育の振興を図るため
下記の事業を実施した。
(1) へき地教育担当教員研修会
1) 期日 昭和61年8月7日〜8月9日(3日間)
2) 主 催 福島県教育委員会
3) 会 場 福島県教育センター
4) 講 師 伊達郡梁州町立富野小学校長 永井俊博
5) 参加者数 72名
(2) 中学校免許外教科担任教員研修会
1) 主 催 福島県教育委員会
2) 期日・会場及び実施教科
管内 期日 会場 実施教科(参加人数) 県北
県中
県南5月26日
5月27日
5月28日芳山小学校
桃見台小学校
郡山第三中学校
郡山第五中学校理科(9)、美術(15)、
技術家庭(男9、
女23)
計56名会津
南会津5月6日
5月7日
5月29日会津若松市立
第四中学校美術(17)、技術家庭
(男7、女11)
計35名相双
いわき5月8日
5月20日
5月28日原町市文化センター
浪江中学校国語(5)、美術(5)、
技術家庭(男8、
女5)
計23名(3) へき地教育研究指定校
1) 指定校と研究主題
(4) 研 修
学校名 校長氏名 研究主題 岩代町立百目木小学校
(60、61年度県指定)市川寿男 一歩ふみこんで追究し、考えることかできる児童を育てる社会科の指導はどうあるべきか
一観察、資料活用の能力の育成をめざして一塙町立片貝小学校
(61,62年度文部省指定)陳野隆之 一人一人の意欲を高め、主体的に学びとる力を育てる学習指導法の改善
―意欲的に読んだり、書いたり、話したりする活動ができる子どもを育てる国語科の学習指導一
へき地指定校に勤務する教員の資質向上のため、全国へ
き地教育研究大会、東部地区へき地教育指導者講座に参加
する機会を設けた。
1) 全国へき地教育研究大会
ア 主催 文部省、全国へき地教育研究連盟外13団体
イ 期日 昭和61年10月15日(水)〜17日(金)
ウ 会場 福岡市民会館他福岡県内10会場
エ 研究主題
「たくましい実践力をもって、主体的・創造的に生
きる人間性豊かな子どもの育成」
一へき地・小規模・複式学級の特性を生かした学校・
学級経営の現代化と学習指導の最適化をめざして一
オ 派遣者氏名及び参加部会
氏 名 職名 勤務校 参加部会 矢内勝子 教 諭 中野小学校 社会(第5部会) 藤原健司 教 諭 片貝小矢塚分校 国語(第8部会) 長澤隆 教 諭 新郷小学校 理科(第6部会) 吉井明生 教 諭 伊南中学校 教科(第3部会) 草野正徳 教 諭 草野中学校 教科(第7部会) 荒井学 指導主事 義務教育課 特別活動(第9部会) 2) 東部地区へき地指導者講座
ア 主催 文部省、千葉県教育委員会及び関係市町村教
育委員会
イ 期日 昭和61年10月29日(水)〜31日(金)
ウ 会場 鴨川市 鴨川ロイヤルホテル
千葉県内5小学校
エ 派遣者氏名及び参加部会
部会 氏名 職名 勤務校 備考 音 楽 佐藤結花 教諭 茂庭小滝野分校 発表者 図画工作 菅野彰 教諭 福良小学校 図画工作 猪狩澄子 教諭 川内第一小学校 家 庭 鈴木典子 教諭 内川小学校 体 育 菊地正人 教諭 加納小黒岩分校