教育年報1986年(S61)-092/213page

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第2節 青少年教育

1 概    要

 今日、青少年の価値観は多様化し、また、連帯意識の希薄

化などによりさまざまな問題が提起されている。

 このため、青少年の自主性、協調性を培い、社会連帯意識

を育くむ青少年の発達段階に応じた多様な活動への参加促進

と指導者の養成充実に努めてきた。

 少年教育においては、少年教室の開設促進と豊かな生活体

験ができる学習内容の充実に努めるとともに、少年の社会参

加を促進するための条件整備の充実にも努めてきた。

 また、青年教育においても、青年学級・教室の開設促進に

よる学習機会の充実とともに、青年(主として在学青年)の

地域における社会参加活動を促進するボランティア活動指導

者養成事業、さらに、勤労青年の視野を拡大する研修事業等

の充実に努めてきた。

 今後は、家庭・学校・地域社会の連携を強めるとともに、

青少年の望ましい成長発達を阻害する諸要因の除去や指導者

研修等で養成した指導者を活用するなど、多様な活動が展開

できるように一層の努力が必要である。

2 少年教育研究協議会

(1) 期日・会場・参加者数

管内 期日 会場 参加者数
県北 5月27日 安達町中央公民館 214名
県中 6月3日 須賀川市中央公民館 188名
県南 5月30日 表郷村公民館 147名
会津 6月4日 北会津村公民館 195名
南会津 7月10日 只見町只見公民館 136名
相双 6月10日 大熊町農村環境改善センター 238名
いわき 5月27日 いわき市内郷公民館 254名

(2) 参加対象

  少年団体関係者、市町村教育委員会関係者、学校教育関

 係者、PTA会員、少年教育関係者及び青少年健全育成市

 町村民会議関係者

3 少年団体指導者研修会

(1) 期日・会場・参加者数

管内 期日 会場 参加者数
県北 7月26日〜28日 大玉村農村環境改善センター 46名
県中 7月29日〜31日 郡山少年自然の家 35名
県南 7月28日〜30日 那須甲子少年自然の家 42名
会津 7月23日〜25日 会津少年自然の家 30名
南会津 7月30日〜8月1日 只見町青少年旅行村 40名
相双 8月6日〜8日 海浜青年の家 31名
いわき 7月20日〜22日 いわき市立水石山少年の家 33名

(2) 参加対象

  中学生・高校生・大学生及び成人で、各種少年団体のリ

 ーターまたは指導者として活動が可能な者

4 少年教室補助事業

 (「ふるさと文化ふれあい教室」運営費補助)

(1) 開設市町村・教室名・場所

管内 市町村 教室名 場所
県北 霊山町 ふるさと文化ふれあい教室 公民館
県南 東村 ふるさと文化ふれあい教室 公民館・他
会津 西会津町 ふるさと文化ふれあい教室 公民館・他
南会津 伊南村 ふるさと文化ふれあい教室 公民館
相双 双葉町 ふるさと文化ふれあい教室 公民館

(2) 対象人員・時間数

  小・中学生・高齢者20名以上、20時間以上

(3) 期   間

市町村 開設期間 対象者・人員 時間数
霊山町 5月24日〜2月14日 50名 30時間
東村 5月24日〜2月14日 78名 49時間
西会津町 6月8日〜1月11日 80名 30時間
伊南村 5月25日〜2月1日 40名 25時間
双葉町 5月5日〜3月8日 35名 24時間

 5 青年団体指導者研修会

(1) 期日・会場・参加者等

  7月17日〜19日 海浜青年の家   42名

(2) 対 象

  市町村が実施する青年団体指導者初級研修の修了者及び

 青年団体において3年以上の経験を有する者

 6 青年国内研修

(1) 派遣先・人員等

 1) 派遣先東京都、長野県

 2) 人員 7名

 3) 研修期日・内容

  事前研修 現地研修
期日 8月30日 8月30日〜9月2日
場所 東京都 東京都、長野県
研修内容 ○本県青年活動の現状と課題
○県内の地域青年団体等の現状
○研修テーマの内容について協議
○研修地に関する情報収集と整理
○役割分担
○国立オリンピック青少年総合センター
主催事業「青年グループ・リーダー研修」受講
○長野県青年との交歓研修
○長野県の社会教育施設見学


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