教育年報1987年(S62)-072/225page
いては、適正に行われるように努めた。
エ 学校事務の責任分担を明確にし、正確、敏速、円滑
に処理するように努めた。
オ 各種調査報告について、厳正、的確に作成し、期限
の厳守に努めた。
3) 勤務体制の確立
ア 教職員の勤務内容を明確にし、その実績について客
観的に評価できるようにした。
イ 最終退勤者と宿日直代行員は、出退勤時に学校管理
状況の引継ぎを確実に行うよう指導した。
4) 使命感の高揚
ア 教員公務員としての使命感に徹し、規律と責任ある
態勢を整え、教育能率の向上に努めた。
イ 教育公務員としての立場を自覚し、いっそう事故防
止に努め、社会的信用を失墜することのないようにし
た。
ウ 絶えず自己研修に努め、豊かな知性を養い、指導力
を高め、職責をじゅうぶん果たせるようにした。
(5) 教育環境の整備充実
1) 学習環境の整備充実
ア 環境整備については、方針を確立し、年次計画によ
る充実を図った。
イ 学習環境を整備し、学習意欲の高揚を図った。
ウ 施設・設備の管理と運営の適正化を図った。
2) 学校事故防止の徹底
ア 安全教育の計画的実施と、事故防止を配慮した環境
の整備改善に努めた。
イ 学校事故、教職員事故の防止については、適切な対
策を講じ、事故の絶無を期した。
ウ 指導・管理の充実を図るため、関係機関、団体等と
の連携を密にして協力態勢の確立に努めた。
(6) 公立高等学校入学者選抜
1) 基本方針
昭和63年度福島県公立高等学校入学者選抜における基
本方針
ア 一般選抜
入学者の選抜は、中学校長より提出された調査書、
選抜のための学力検査の成績及び選抜のための面接等
を資料として、各高等学校、学科等の特色に配慮しつ
つ、その教育を受けるに足る能力・適性等を総合的に
判定して行うこととする。
(ア) 中学校長より提出する調査書は、厳正、公平に作
成する。
(イ) 高等学校においては、調査書を十分に尊重する。
(ウ) 学力検査問題の出題は、中学校学習指導要領に基
づき、適正なものとする。
(エ) 学力検査を実施する教科は、従前通り、国語、社
会、数学、理科、外国語(英語)の5教科とする。
イ 推薦選抜
入学者の選抜は、中学校長より提出された調査書、
推薦書及び選抜のための面接等を資料として、各高等
学校、学科等の特色に配慮しつつ、その教育を受ける
に足る能力・適性等を総合的に判定して行うこととす
る。
2) 入学者選抜実施要綱の改訂事項
ア 傾斜配点
理数科等においては、当該学科の特性を考慮し、特
定の教科の学力検査成績に傾斜配点することができる。
ただし、当該教科の満点は100点を超えないものと
する。
なお、実施に当たっては、あらかじめ県教育委員会
に届け出るものとする。
イ 一般選抜における面接め実施を拡大した。99校137
学科で実施した。 (ただし、分校、併設定時制も1校
と数える。)
ウ 普通科等における推薦選抜の実施を拡大した。
24校26学科で実施した。
3) 入学者選抜関係日程
6月 5日 公立高等学校入学者選抜対策会議(第1回)
7月16日 同 上 (第2回)
8月18日 同 上 (第3回)
8月21日 公立高等学校入学者選抜対策会議報告書提出
10月19日〜10月24日 入試要綱説明会
県北・県中・県南・会津・南会津・いわき・
相双の7地区
11月17日 昭和63年度入学者募集定員決定
63年
2月25日 昭和63年度入学者募集定員臨時増決定
ア 推薦選抜関係日程
1月19日〜1月22日 願書提出
1月27日 面 接
2月 2日 合格内定通知
2月 8日 入学確約書提出締切
3月19日 合格者発表
イ 一般選抜関係日程
2月12日〜2月18日 願書提出
2月22日〜2月25日 出願先変更
3月 2日〜3月4日 調査書提出
3月15日 学力検査
3月19日 合格者発表
3月24日〜3月26日 再募集願書提出
3月30日 再募集合格者発表
2月15日〜4月16日 通信制の課程の願書提出
3月31日〜4月11日 定時制における特例再募集の願
書提出
4月12日〜4月13日 同上面接、合格者発表
4) 志願者数・合格者数
ア 志願者数は昭和63年2月25日現在の調査による。
イ 合格者数は昭和63年3月19日現在の調査による。
ウ 再募集の合格者数は昭和63年3月30日現在の調査に
よる。
エ 推薦入学の志願者・合格数は、昭和63年2月8日現
在の調査による。