教育年報1987年(S62)-127/225page
50回国民体育大会福島県競技力向上対策本部を設立して、
事務局を教育庁保健体育課に設置し、総務企画部会、普及強
化部会、企業スポーツ推進検討委員会を開催して、福島県競
技力向上推進総合計画、福島県企業スポーツ連絡協議会の設
立等の検討を進め、63年3月22日に第2回県競技力向上対
策本部委員会において、「第50回国民体育大会福島県競技
力向上推進総合計画」を策定した。
6 第50回国民体育大会開催準備の推進
昭和62年8月17日に第50回国民体育大会福島県準備委
員会第4回常任委員会を開催し、第50回国民体育大会の総
合開・閉会式場としてあづま総合運動公園を選定した。
また、昭和63年2月18日に第5回常任委員会を開催し、
残る20競技の会場地として7市8町8村を選定し、スポー
ツ芸術を除いた40競技すべての競技会場地の選定を終了し
た。
これにより、競技会場地は10市16町10村となり、1〜2
月中に開催される冬季大会の開・閉会式は、スケート及びア
イスホッケー競技会場地の郡山市及びスキー競技会場地の猪
苗代町で行われるほか、9月に開催される夏季大会の開・閉
会式は水泳競技会場地の郡山市で行われる。
また、観客を含めて約7万人の参加が予想される秋季大会
の総合開・閉会式は、10月に福島市佐原のあづま総合運動公
園で行われる。
次に第4回常任委員会において、国体県準備委員会に施設
・競技の専門的事項を審議する施設専門委員会及び競技専門
委員会を設置し、第5回常任委員会において、競技役員等養
成基本方針並びに競技役員等養成基本計画を決定した。
7 体育施設の整備
県民の体育・スポーツの振興を図るため、県営体育施設に
ついては、荻野漕艇場のダブルスカル3艘、舵手無しペア3
艘を更新するなどの整備を図った。
市町村の体育施設については、国庫補助事業により、学校
体育施設として、小・中学校プール13カ所、中学校柔剣道
場2か所、学校体育開放諸施設5か所並びに社会体育施設と
して、体育館3か所、運動場1か所、野球場1か所、照明施
設9か所、野外活動施設1か所の整備が図られた。
第2節 保健体育関係表彰
体育・保健・安全・給食の各分野で、特に、功績のあった
方々及び団体が、文部大臣・各関係団体等からそれぞれ表彰
を受けた。
1 体 育 関 係
(1) 文 部 大 臣
1) 体育功労者賞
氏名 ・住所 役 職 名 宇井正二
(白沢村)白沢村剣友会会長 白沢村体育協会会長 白岩剣道スポーツ少年団代表指導者
2) 社会体育優良団体賞
団 体 名 代表者・住所 小泉スポーツ少年団 渡辺一夫(郡山市) 塙町体育協会 小室勇(塙 町)
(2) 財団法人福島県体育協会
1) スポーツ功労賞
氏 名 所 属(住 所) 渡辺健吉 県空手道連盟(郡山市) 高橋健三 県体操協会(郡山市) 峠正彌 県弓道連盟(福島市) 安斎泰見 県剣道連盟(二本松市) 花井馨 県バレーボール協会(郡 山 市) 宇賀神喜嗣 県卓球協会(郡山市) 鈴木善兵衛 陸上競技協会(福島市) 亀岡進一 県バスケットボール協会(いわき市) 高橋清 県柔道連盟(会津若松市) 大平忠七郎 いわきバスケットボール協会(いわき市) 弓田道雄 町体育協会(本郷町) 吉田健一郎 相双陸上競技協会(浪江町) 木村利三郎 県中弓道協会(郡山市)
2) 優秀指導者賞
氏 名 競技種目(住 所) 甚野道雄 卓球(福島市)
3) 優秀選手賞(個人)
氏 名 競技種目(所 属) 星貴城 ボクシング(福島農蚕高校) 中澤謙 水泳(東海大学) 穐本哲也 陸上競技(福島大学) 高松秀行 〃 (平工業高校) 小野富美子 〃 (東京女子体育大学) 石井美津夫 自転車(日本大学)