教育年報1988年(S63)-092/237page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

 象として就学指導を進めるための研究協議を行い心身障

 害児の適正な就学指導の推進に努めた。

 8) 情報化社会に対応した教育の充実

 盲・聾・養護学校におけるコンピュータ等の教育的利

 用のあり方について「コンピュータ等の教育的利用の手

 引」に、心身の障害の実態に即した効果的な利用方法を

 紹介し情報処理教育の充実に努めた。

2 現職教育

 研修会、講習会の概要は下表のとおりである。

(1) 教職員の研修

名称 期日 期間 会場 参加数
第1次
養護教育新採用
教員研修会
4月4日(月)〜5日(火) 2日 養護教育センター 29
第2次
養護教育新採用
教員研修会
4月11日(月)〜18日(月) 7日 所属校 29
第3次
養護教育新採用
教員研修会
8月8日(月)〜10日(水) 3日 教育センター 29
第4次
養護教育新採用
教員研修会
10月24日(月)〜29日(土) 7日 所属校 29
第5次
養護教育新採用
教員研修会
11月30日(水)〜12月3日(土) 4日 教育センター 29
養護教育研修
主任研修講座
5月23日(月) 1日 養護教育センター 22
養護教育教養講座 6月7日(火) 1日 郡山市
勤労青少年ホーム
54
寮母等講習会 7月26日(火) 1日 養護教育センター 34
精神薄弱特殊学級
担当教員研修会
8月17日(水)〜19日(金) 3日 養護教育センター 47
重度・重複障害訪問
教育担当教員講習会
8月31日(水)〜9月2日(金) 3日 養護教育センター 58

(2) 教育研究グループ奨励事業

 教育研究グループ奨励事業について、下記の2グループ

 を決定し補助金 (1グループ10万円)を交付した。

研究グループ
の名称
代表者勤務校 代表者氏名 人数 研究主題
ふみづき会 県立猪苗代養護学校 佐藤功 6 精神薄弱児の実態把握と指導のあり方
光が丘教育
研究グループ
県立須賀川養護学校医大分校 高畑勲 10 一人一人の児童生徒の実態に応じた授業は、どうあればよいか。

(3) 養護学校教育義務制施行10周年記念行事

 本年度は、養護学校教育の義務制が施行されて10年目に

 当たるため、これを記念して県内の盲・聾・養護学校及び

 小・中学校の特殊学級を対象として、児童生徒学習作品並

 びに教職員研究論文を募集し表彰した。

 1) 児童生徒学習作品

(ア) 審査員

 福島大学教授 村上直治

 福島市立岳陽中学校校長 加藤茂雄

(県中学校教育研究会会長)

 福島市立福島養護学校校長 後藤眞太郎

(県養護教育研究会会長)

(イ) 応募総数 139点

(ウ) 最優秀賞

 県立石川養護学校小学部 5年 橋本まり子

(絵画の部)

 いわき市立菊田小学校 5年 緑川智美

(絵画の部)

 いわき市立豊間小学校 5年 鈴木香里

(書道の部)

 県立平養護学校中学部 3年 増戸洋子

(手工芸の部)

 本郷町立本郷中学校 2年 佐久間祐治

(窯業の部)

 2) 養護教育担当教職員研究論文

(ア) 審査員

 福島大学教授 片岡 義信

 前県養護教育研究会会長元校長 中丸良彦

 福島市立福島養護学校校長 後藤眞太郎

 (県養護教育研究会会長)

(イ) 応募数 59点

(ウ) 入賞者

・最優秀賞

 県立石川養護学校教諭 河野功

・優秀賞

 県立大笹生養護学校(グループ代表)教諭 安藤トキ

 県立石川養護学校教諭 緑川ゆき枝

 福島市立金谷川小学校教諭 佐久間修

3 内地留学、長期・短期研修派遣

(1) 福島県養護教育センター

 ○ 長期研修 1か年

 1) 精神薄弱教育

 県立聾学校教諭 石井正明

 2) 視覚障害教育

 県立郡山養護学校教諭 石川浩

(2) 国立特殊教育総合研究所

 昭和63年度新任特殊教育諸学校校長・教頭講習会 5日

 1) 肢体不自由教育コース

 県立平養護学校校長 竹岡惇

 2) 視覚障害教育コース

  県立盲学校教頭 高野忠夫



[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。