教育年報1988年(S63)-107/237page

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ウ 相談状況相談件数 (昭63年度)  323件 (1日平均

1.3件)

エ 相談傾向(多い順)

1位 育児保育に関すること

2位 しつけに関すること

3位 性格行動に関すること

4位 健康発育に関すること

5位 対人交遊に関すること

第6節 視聴覚教育

1 概要

県民の心のふれあいと生きがいを求める生涯学習への意欲

が高まり、各地で様々な学習が活発に行われている。その学

習要求は、量的に増大するばかりでなく、質的にも高度化し

てきている。

生涯学習において、学習効果を高め、興味深く学習活動を

展開するための手段として、視聴覚教育の果たす役割は極め

て大きい。

(1) 公立視聴覚ライブラリーの整備充実

視聴覚教育推進の拠点としての視聴覚ライブラリーが、

視聴覚機材・教材の収集・保管と、その利用に供する事業

のほかに、郷土に係わる視聴覚教材等の自主製作事業や、

各種の研修事業等を行う視聴覚センターとしての働きを行

っていくよう指導に当たった。

また、近隣の視聴覚ライブラリーは、相互に各種情報の

交換を行い、視聴覚教材の相互貸借、研修の共同実施等を

行うことに積極的に取り組むよう助言指導に努めた。

(2) 視聴覚教育指導者研修の充実

市町村教育委員会、視聴覚ライブラリー等関係機関によ

る視聴覚機器操作講習等の実施を促進し、さらにその指導

を担当する社会教育関係者等を対象とした、視聴覚教育中

堅指導者研修の内容及び会場等の整備充実に努めた。

(3) 視聴覚教育関係団体との連携

県視聴覚ライブラリー連絡会との連携を密にし、組織の

充実と改善を図るために助言指導に努めた。また視聴覚教

育の一層の振興を図り、当面する諸方策の実践について、

総合的に研修する県視聴覚ライブラリー研究協議会を共催

した。さらに県視聴覚教育連絡協議会との連携を図り、加

盟団体である各校の研究組織の充実と運営等についての助

言指導に当たった。

(4) 視聴覚教材等の目録の作成

県視聴覚ライブラリーが保有する16ミリ映画教材等の目

録を作成し、関係機関に配布してその活用の促進に努めた。

2 視聴覚教育指導者研修会

(1) 期日  昭和63年6月14日(火)〜16日(水)

(2) 会場  郡山市視聴覚センター

(3) 参加者  市町村教育委員会職員、視聴覚ライブラリー

・センター職員、公民館職員、図書館職員、その他

社会教育関係施設職員、各種団体関係者等 50人

3 福島県視聴覚ライブラリー研牢協議会

(1) 期日  昭和63年11月24日(木)〜25日(金)

(2) 会場  三春町公民館

(3) 参加者  視聴覚ライブラリー・センター職員、公民館

職員、その他社会教育関係職員、小・中・高校教

職員等  105人

4 福島県視聴覚ライブラリーの運営状況

(1) 16ミリ映画フィルム所有状況 (所有本数)

種別 62年度
所有本数
昭和63年度
新規増加本数 現有本数
県視聴覚ライブラリー備品 1,079本 26本 1,105本
委託管理 県選挙管理委員会 90 1 91
県総合交通課 100 2 102
県公衆衛生課 0 50 50
県児童家庭課 0 13 13
県青少年婦人課 3 0 3
県文書学事課 5 0 5
県観光物産課 22 0 22
県体育協会 26 7 33
学校給食会 7 0 7
日本ユニセフ協会 7 0 7
交通安全母の会 2 0 2
子ども会育成会連合会 1 0 1
1,342本 99本 1,441本

(2) 録音教材 (文部省企画録音教材)

 1) 所有本数 1,128本

(3) 録画教材

 1) テレビ放送 「ちいさな世界」録画テープ

昭和63年度放送分まで  177本

 2) その他の録画教材  117本

(4) 16ミリ映画フィルム利用状況 (昭和63年度)

 1) 年間利用者数  129,653人

 2) 年間貸出回数  565回

 3) 年間上映回数  1,057回

 4) 年間貸出本数  1,098本

 5) 利用機関

利用機関 貸出回数 割合%
幼稚園・保育所 25回 4.4
小学校 59 10.4
中学校 17 3.0
高等学校 21 3.7
大学 1 0.2
公民館 187 33.1

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