生涯教育
第1節 概 要
1 学習機会の整備をめざす生涯教育の推進
(1) 生涯教育推進組織の整備充実
1) 生涯教育推進の中心組織である生涯教育推進会議の機
能の充実を図るとともに、県生涯教育推進会議が3年間
の審議を基にまとめた「本県における生涯教育推進方策
について」の提言の施策化の推進に努めた。
2) 市町村における生涯教育推進組織の整備充実を図るた
め、生涯教育推進モデル市町村を指定し、推進組織未整
備市町村の先導的な役割を果たすようその波及に努めた。
(2) 生涯教育の普及・啓発の推進
1) 生涯教育データバンク・情報提供事業の充実を図るた
め、生涯教育関連事業を実施する関係機関・団体等との
連携を密にしながら、質の高い情報の収集と提供に努め
た。特に、生涯教育関連事業一覧、広報紙「生涯学習ふ
くしま」、生涯学習ガイドブック「学習機会編」の作成
・配布、ラジオスポット放送による学習情報の提供と学
習相談の充実をとおして、県民の学習活動への普及・啓
発に努めた。
2) 県民一人一人のニーズに対応した学習機会の充実を図
るため、大学開放講座及び高等学校開放講座、専門施設
開放講座、生涯学習シンポジウム、放送利用セミナー等
の内容の充実を図り、県民の学習意欲の喚起に努めた。
更には学習機会の拡充を図るため、長寿学園(グレー
トアカデミー)及び福島女性力レッジを新たに開設した。
第2節 生涯教育推進会議
生涯教育推進の中心的組織である生涯教育推進会議で「本
県における生涯教育推進方策について」の提言内容の施策の
検討に努めた。
1 全 体 会
(1) 会 議 平成2年2月19日
(2) 委 員 17人 (生涯教育推進モデル市町村長・教育
長代表、関係団体代表、学識経験者、
民間教育事業代表、県関係課)
(3) 委員名
氏名 役職名 備考 石田サダ子 会津ユネスコ協会事務局長、
会津友の会会長今泉広幸 NHK文化センター郡山営業所長 専門部会委員 白岩滋 湯川村長(生涯教育推進モデル市町村)
氏名 役職名 備考 鈴木完一 福島県市町村社会教育委員連絡協議会長 議長 樽井博幸 福島民友新聞社編集局総務 野地克彦 福島県公民館連絡協議会長 専門部会委員 花田勗 福島民報社編集局長 畑孝一 福島大学行政社会学部教授 専門部会長 渡部和雄 原町市教育長(生涯教育推進モデル市町村) 松本寿美 福島県企画調整部地域振興課長 専門部会委員 紺野勝已 福島県企画調整部情報管理課長 専門部会委員 田代春雄 福島県生活福祉部参事兼県民生活課長 井上俊郎 福島県生活福祉部青少年婦人課長 丸子一夫 福島県保健環境部公衆衛生課長 稲葉凡夫 福島県商工労働部労政課長 佐藤諮 福島県農政部農業改良課長 庄司當 福島県農地林務部林業指導課長
2 専門部門
(1) 部 会 1) 第1回 平成元年8月28日
2) 第2回 平成元年12月21日
(2) 検討テーマ(昭和63年度より2か年継続審議)
「生涯学習社会を支える学習情報提供システムの確立方
策について」
(3 )検討内容
1) 学習情報提供の現状と今後のあり方
2) 学習情報提供システム確立の基本的な考え方
3) 学習情報の収集・処理・蓄積・提供の構築
4) 学習情報提供システムの全体構想
以上の項目等を中心に検討し、本県におけるコンピュータ
等を活用した学習情報提供システムの整備について「生涯学
習社会を支える学習情報提供の在り方」として報告書にまと
めた。
第3節 生涯教育データバンク・
情報提供事業
教育資源を調査して、必要な情報を収集・整理・保管する
とともに、学習相談の実施及び学習情報提供としての基礎資
料の作成、配布及びラジオスポット放送による情報の提供に