○ 研修会名 平成元年度進路指導講座
○ 期日、会場、参加者等
第5章第2節5 生徒指導・進路指導の項参照
7 幼稚園教育
本年度は幼稚園教育の振興施策の推進と市町村教育委員会
の努力により、新設幼稚園が1園開設し公立幼稚園237園、
5歳児の就園率が76.5%(全国平均64.0%)で全国第6位
となっている。
しかし、幼稚園未設置町村並びに幼稚園の不足する町村の
解消、就園率の地域間格差の是正、教育内容・方法の充実な
ど、問題も山積している。
本年度は、昨年度に引き続き、教育課程の基準の改善に伴
い、平成2年度より実施される新教育要領の趣旨の徹底を図
る講習会を実施した。
また、幼稚園教育の一層の振興を図るため、市町村教育委
員会、福島県公立幼稚園教育研究会並びに財団法人福島県全
私立幼稚園協会等の協力を得て、次の事業を実施した。
(1) 平成元年度地区別幼稚園教育課程講習会
1) 主 催
文部省、宮城県教育委員会
2) 期 日
平成元年7月11日(火)、12日(水)
3) 会 場
仙台市 「仙台ガーデンパレス」
4) 本県からの参加者 10名
(2) 平成元年度幼稚園教育課程講習会
1) 主 催
福島県教育委員会
2) 期 日
県北管内 8月22日(火)
県中・県南管内 8月18日(金)
会津・南会津管内 8月11日(金)
相双・いわき管内 8月23日(水)
3) 参加者数 590名
(3) 幼稚園教育課程研究集会
1) 主 催
福島県教育委員会、福島県公立幼稚園教育研究会
2) 期 日
平成元年10月13日〜31日のうち1日
3) 会 場
県北・県中・県南・会津・相双・いわきの6地区
4) 研究主題
(統一主題)
幼児が身近な環境を生かし、自主的・自発的に活動に
取り組み、充実した幼稚園生活を展開するようになるに
は、幼児の発達の過程をどうとらえ、どのように指導し
たらよいか。
(分科会主題)
(1) 砂や土を使って遊ぶ活動を中心に
(2) 戸外で体を動かして遊ぶ活動を中心に
(3) 園外の地域環境を生かした活動を中心に
(4) 絵本やお話などを見たり聞いたりする活動を中心
に
5) 参加者数 1,028名
(4) 幼稚園実技講習会
1) 主 催 文部省、福島県教育委員会
2) 期 日 平成元年8月1日〜4日
3) 会 場 福島大学教育学部
4) 受講者数 58名
5) 内 容 教職に関する専門科目
付与単位、保育内容 「言語」 1単位
(5) 公私立幼稚園新採用教員研修会
1) 主 催 福島県、福島県教育委員会
2) 会 場 各教育事務所が定めた所
3) 回 数 年6回実施 (内2回は園内研修)
4) 参加者数 公立幼15名 私立幼119名 計134名
5) 研修内容 講義…教員としての心得外
演習…長期・短期の指導計画の作成外
保育参観…先輩の先生方の保育参観外
園内研修…保育実習 外
8 へき地教育
本県におけるへき地学校は、県全体の小・中学校別の総数
に対して、小学校234校で39.1%、中学校は76校で31.0
%を占め、小・中学校総数に対して36.7%の割合になっている。
へき地学校の分布を地域別にみると、へき地学校の49.0%
を中通り地方で占め、会津地方が30.6%、浜通り地方が20.4
%の割合となっている。
これらのへき地、山村、過疎地域の教育の振興を図るため
下記の事業を実施した。
(1) へき地担当教員研修会
1) 期 日 平成元年8月2日〜8月4日 (3日間)
2) 主 催 福島県教育委員会
3) 会 場 福島県教育センター
4) 講 師 葛尾村立葛尾小学校長 太田勝弘
5) 参加者数 72名
(2) 中学校免許外教科担任教員研修会
1) 主 催 福島県教育委員会
2) 期 日 平成元年6月7日〜9日及び15日〜17日
3) 会 場 福島県教育センター
4) 講 師 福島大学教授 中学校及び高等学校教諭
5) 実施教科 音楽 美術 技術 家庭
6) 参加者数 音楽6名 美術24名 技術25名
家庭39名 計94名
7) 実施内容 講義及び実習
(3) へき地教育研究指定校
1) 指定校と研究主題
学校名 校長氏名 研究主題 古殿町立論田小学校 奥貫洋 自ら学ぶ意欲を高める学習 指導はどうあればよいか 一意欲的に考え、間題解決 ができる子どもを育てる算 数の指導一