2) 平成元年度の実施状況
<交 歓 会>
対 象 校 実施期日 場 所 参加人数 西郷養護学校小学部・
米小学校10月3日(火) 那須甲子少年自然の家 141
<合同野外活動>
対 象 校 実施期日 場 所 参加人数 西郷養護学校中学部・
川谷中学校10月5日(木)・6日(金) 郡山少年自然の家 89
※ 交歓会では、歌やゲームなどの内容を中心に、障害
児と健常児が共に活動できるように工夫しながら楽し
く交流を行った。また、合同野外活動ではハイキング、
宿泊、野外炊さんなどグループ活動を中心として、1
泊2日の日程で交流を深めることができた。
4 研究指定校
(1) 特殊教育教育課程研究指定校 (文部省指定)
・ 学校名 県立盲学校
・ 指定期間 平成元年度〜平成2年度
・ 研究内容 「児童生徒の実態に即した指導内容・方法に
関する研究一基礎学力を高めるための指導は
どうあればよいか一」
(2) 心身障害児理解推進校 (文部省指定)
・ 学校名 いわき市立平第四小学校
河東町立河東中学校
・ 指定期間 平成元年度〜平成2年度
・ 研究内容 「小学校及び中学校の児童生徒に、心身障害
児に対する正しい理解と認識を深めさせるた
めの指導のあり方についての研究」
(3) 心身障害児適正就学推進研究校 (文部省指定)
・ 学校名 県立聾学校福島分校
・ 指定期間 平成元年度
・ 研究内容 「新たに入学することになる心身障害児及びそ
の保護者を対象とする体験入学のあり方に関
する研究」
(4) 重度・重複障害教育研究指定校 (県教育委員会指定)
・ 学校名 県立いわき養護学校
県立富岡養護学校
・ 指定期間 昭和63年度〜平成元年度
・ 研究内容 「重度・重複障害教育に関する教育課程の編
成及び学習指導方法等に関する研究」
5 生徒指導・進路指導
(1) 生徒指導
昭和60年度より養護教育の指導の重点の一つに「生徒指・
導の充実」を掲げ、心身に障害のある児童生徒の抱えてい
る生徒指導上の課題に対して、その障害の状態や発達段階
等に応じた校内の生徒指導体制の確立に努めた。
1) 学校全体で取り組む生徒指導の一層の充実と、児童生
徒の示す行動理解はどうあるべきかについて生徒指導研
究協議会を5月9日(火)と9月11日(月)に開催し、心身に障
害のある児童生徒の行動理解のあり方について研究協議
した。参加者は、盲・聾・養護学校(市立を含む)の生
徒指導主事を中心に各校から1名ずつ計22名であった。
2) 生徒指導を進めるに当たっては、教師と児童生徒の信
頼関係を重視するとともに、道徳教育との関連を図り、
児童生徒の内面に迫るきめ細かな指導に努めた。
3) 家庭や施設、病院、地域との連携を密にするために、
連絡協議会等をもち、児童生徒の健全育成に努めた。
(2) 進路指導
進路指導に当たっては、次の諸点を重視するよう各学校
の指導に努めた。
1) 一人一人に自己の障害について正しく理解させるとと
もに、障害を克服して積極的に社会に参加する意欲、適
応力を育てることを目的として進路指導を進めること。
2) 児童生徒一人一人の将来の進路を予測し、学部間の関
連を考慮して、学部ごとの指導目標を設定し、教職員の
共通理解のもとに継続的に指導を展開すること。
3) 進路指導計画は、全学部・学年が一貫した指導がなさ
れるよう作成し・指導体制の充実を図ること。
4) 進路の選択に当たっては、児童生徒の障害の実態に最
もふさわしい進路について、保護者と十分話し合い、決
定していくこと。
5) 福祉、医療関係や職業安定所、事業所等と緊密な連携
を図るとともに、職域拡大にかかる連絡協議会等に積極
的に参加し、進路指導の充実を図ること。
6 特 別 活 動
(1) 卒 業 式
県立盲・聾・養護学校卒業者数
学部別/性別 男 女 計 幼 稚 部 5 3 8 小 学 部 57 53 110 中 学 部 73 56 129 高 等 部 32 17 49 計 167 129 296
県立盲・聾・養護学校卒業証書授与式開催日 (学部別)
学部/月日 3月
1日9日 10日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 19日 20日 22日 (木) (金) (土) (月) (火) (水) (木) (金) (土) (月) (火) (木) 幼稚部 1 1 1 小学部 1 2 2 1 2 2 1 1 2 2 1 中学部 1 2 2 1 2 2 1 1 2 高等部 2 1 1 1