第4節 ユネスコ活動
1 概 要
ユネスコは、教育・科学・文化の交流や協力を通して、国
際平和と人類の福祉に貢献することを目的としているが、地
方教育行政の組織及び運営に関する法律においても、教育委
員会の任務として「ユネスコに関すること」として明示され
ている。そのため、教育委員会は、ユネスコ精神の普及啓発
と民間ユネスコ協会の育成及び指導者の養成に努めている。
2 ユネスコ協会設立状況
協会名 会長名 事務局 事務局長 設立年月日 須賀川地方ユネスコ協会 安藤四加男 須賀川市社会教育課 熊田周雄 46.9.3 須賀川市八幡町135 いわきユネスコ協会 赤津千町 いわき市生涯学習課 柳沼美枝 51.10.23 いわき市平字梅本21 郡山ユネスコ協会 佐藤信 朝日生命郡山支社 佐々木祥 53.1.24 郡山市駅前2-2-2 白河ユネスコ協会 深谷健 白河市社会教育課 穂積果 53.11.19 白河市八幡小路7-1 福島ユネスコ協会 折笠與四郎 福島市中央公民館 大越源三郎 55.7.19 福島市松木町1-7 会津ユネスコ協会 大須賀正美 会津若松市社会教育課 佐藤誠次 55.11.16 会津若松市栄町5-20 福島県ユネスコ連絡協議会 折笠與四郎 福島県教育庁社会教育課 大越源三郎 56.12.51 福島市杉妻町2一16 相馬ユネスコ協会 泉田泰子 相馬市社会教育課 橋本敏子 63.7.15 相馬市中村字大手先13
3 ユネスコ活動指導者研究協議会
(1) 期 日 平成元年7月28日(金)
(2) 会 場 須賀川市文化センター
(3) 参加者数 ユネスコ活動関係者、社会教育関原者、
ユネスコ活動に関心のある者 113人
4 国際交流活動研修会
(1) 期 日 平成元年9月12日(火)
(2) 会 場 会津若松市文化福祉センター
(3) 参加者数 社会教育関係者、学校教育関係者、国際交
流事業関係者 239人
第5節 家庭教育
1 概 要
家庭は、生活の基盤であると同時に、生涯にわたる人間形
成の発達や基本的生活習慣を培う上で極めて重要な役割を担
っている。
改めて家庭教育の重要性を認識し、家庭や地域のもつ教育
機能の回復とその向上を図るため、家庭教育に関する学習機
会の拡充を図るとともに、家庭教育指導者の育成や適切な情
報の提供並びに相談体制の充実に努めた。
第一に、家庭教育学級では、1小学校区に1学級の開設を
目指し、特に明日の親や思春期の子どもをもつ親のための学
級の充実に努めた。
第二に、すこやか家庭教育相談事業を実施し、とりわけ、
乳幼児をもつ親を対象に、すくすく通信の作成、テレビ放送、
ビデオ学習教材の作成、子育てセミナーの開催、巡回相談の
実施などに取り組んだ。
第三には、家庭教育総合推進事業を実施し、家庭教育指導
者研究協議会の開催、指導資料の作成及び家庭教育電話相談
の実施などに努めた。
2 すこやか家庭教育相談事業
(1) 協力機関 市町村教育委員会、保健所など
(2) 実施期間 平成元年4月〜2年3月
(3) 事業内容
1) 育児資料「すくすく通信」の作成・配布
県内の1〜4・5歳児をもつ親を対象に、保健所等で
の定期健康診断の際に配布した。
2) 家庭教育番組「ちいさな世界」の放映(委嘱放送)
福島テレビ、日曜日11:30から15分間、10月〜3月ま
で20回放映した。
3) ビデオ学習教材の作成
テレビ放送「ちいさな世界」を学習教材として編成し、
7教育事務所で保管、活用を図った。
4) 「子育てセミナー」の開催
家庭や地域の教育力の向上をめざして、県内5会場で、
シンポジウムや研究協議を実施した。
期 日 会 場 参加者数 6月9日(金) 伊南村民会館 240人 9月13日(水) 石川町体育館 170人 9月19日(火) 中島村農村環境改善センター 240人 10月24日(火) 安達町就業改善センター 143人 11月22日(水) いわき市立常磐公民館 149人
5) 家庭教育巡回相談の実施(子育てセミナ一と同時開催)
子育てや家庭教育上の問題点について、学識経験者等
の巡回相談員が直接相談に応じた。
(県内5会場で、子育てセミナーと同時に開催した)