また、50音探索カード及び分類記号検索カードが準備さ
れているので、図書の検索が一層便利になった。
(2) 教育関係定期刊行物の収集・整理
教育関係定期刊行物は、県費購入及び寄贈などにより、
38種類で1,029冊に達した。
(3) 教育資料の収集・整理
教育資料は、全国の関係機関や県内の教育機関の協力に
より、研究紀要・研究報告書等の収集に努めており、集ま
った170冊余りについて「教育資料分類基準」に従って分
類するとともに、県内の資料については、更に、学校別に
分類・配架した。
2 教育図書・資料の利用
本年度の図書・資料の利用者は、養護教育センターの研修
参加者を含め、県内の養護教育に携わる教職員によって利用
されてきた。また、通常学級担任や、障害児を抱えた一般県
民の利用もみられた。
その利用者は、469名で、図書・資料の貸出冊数は799冊
であった。
第6節 広報・啓発事業
養護教育センターの事業内容及び所内における調査・研究
の成果を紹介、普及させるとともに、学校及び社会の養護教
育に対する理解・認識を深め、もって人間性を重視した学校
教育を推進するための情報資料の提供を図った。
1 所報養護教育
(1) 編 集 方 針
年間4回 (第16号〜第19号)発行。養護教育センターの
各種事業内容、養護教育に関する新動向等の紹介
(2) 内 容
巻頭言、特集記事、講演紹介、研究実践校の報告、
実践紹介、私のアイディア、相談事業報告、福祉の窓、
用語解説、図書・資料室だより、随想、長期研究員の声、
研修者の声、相談者の声
(3) 規格・ページ・部数
1) 規 格 B5版
2) ページ数 毎号16ページ
3) 部 数 毎号1,500部
(4) 配 布 対 象
教育庁各課・室・所・館、市町村教育委員会、
公立幼・小・中・高・特殊教育諸学校、知事部局関係各課、
各都道府県・政令都市特殊教育センター、国立特殊教育総合研究所、
報道関係等
2 養護教育センター案内パンフレット
(1) 編 集 方 針
養護教育センター利用者のための案内
(2) 内 容
1) 教育相談
相談対象、相談の内容、相談の申し込みの手続
2) 巡回就学相談一県内4地区4会場における相談
3) 地域相談室一県内3地区(福島、会津若松、いわき)
における相談
4) 研修・研究一18講座の紹介と研究開発の予告
5) 図書・資料の収集提供一5,000冊余の図書の貸し出し
(3) 規格・ページ・部数
B4版 三つ折り 1,500部
(4) 配 布 対 象
市町村教育委員会、公立小・中学校特殊学級設置校、
国公立特殊教育諸学校、公立教育関係機関
3 巡回就学相談実施案内パンフレット
(1) 編 集 方 針
遠方のため来所が困難で心身に障害のある、幼児・児童
の保護者及び関係機関に対する就学・教育相談の案内
(2) 内 容
1) 相談の対象
2) 相談の申し込み手順及び方法
3) 教育機関及び地域相談室の案内
(3) 規格・ページ・部数
B4版 二つ折り 3,000部
(4) 配 布 対 象
教育庁各課・室・所・館、市町村教育委員会、
公立幼小・特殊教育諸学校、私立幼稚園、公・私立保育所等
4 心身障害児ハンドブック
(1) 編 集 方 針
養護教育対象児の障害の正しい理解と、障害児に対する
接し方や指導についての基本的な考え方について啓発する
とともに、指導力の向上を図る目的で作成した。
(2 内 容
1) ちえ遅れの子の正しい理解のために
2) ちえ遅れの子の育て方について
3) ちえ遅れの子の福祉について
4) ちえ遅れの子の教育・相談機関
(3) 規格・ページ・部数
B4版 32ページ 2,000部
(4) 配 布 対 象
教育庁各課・室・所・館、市町村教育委員会、公立幼・
小学校、保健所、報道関係等