教育年報1990年(H2)-186/226page

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〔表5〕 館外個人貸出利用図書冊数
分類 冊数 構成比(%) 分類 冊数 構成比(%)
総記 1,087 2.1 語学 874 1.7
哲学宗教 2,490 4.8 文学 12,733 24.5
歴史地理 4,788 9.2 郷土資料 3,240 6.2
社会科学 9,152 17.6 雑誌 1,029 2.0
自然科学 4,648 8.9 小計 51,967 100.0
工学工業 3,822 7.4 児童 76,318 -
産業 2,283 4.4 合計 128,285 -
芸術 5,821 11.2      

〔表6〕 入館者数・登録者数
開館日数 入館者数 登録者数(児童)
280 219,437 13,052(6,208)

 4 特別貸出し

 県内の図書館、美術館、博物館、資(史)料館、公民館な

どが主催する展示会、学校、会社、官公庁などが行う公的な

調査、研究用として特別貸出を行った。

 本年度の貸出状況は、次のとおりである。

 〔表7〕 特別貸出状況

貸出先 件数 冊数
官公庁関係 62 175
図書館その他 29 141
会社・事業所 11 31
報道関係 31 159
学校 12 34
一般利用者 38 93
183 633

 5 郷 土 資 料

 文書や電話による県内外からの調査依頼が増えている。特

に、県ゆかりの他県在住者からの自分史関係の調査依頼が多

くみられた。また、文献資料の複写依頼件数も増加の傾向に

ある。

 6 逐次刊行物

   調査依頼の件数は多少減少したが、内容は高度化した。雑

  誌論文、新聞記事の調査等、数多く寄せられ、当館で対応し

  きれないものについては、類縁機関との相互協力により対処

  した。

 7 児 童 奉 仕

  子どもの豊かな読書生活を願い、利用者拡大を目標とし、

 児童書及び児童図書研究資料の貸出返却業務、調査相談への

 対応だけでなく、絵本のおすすめコーナー、ジュニアコーナ

 ー、季節に合わせた特集コーナーを設け、定期的に作家の経

 歴や作品を紹介し、読書の筋道を作った。

  また四季のお話し合を定着させ、手作りの影絵、エプロン

  シアター等を行い、テーマ別の本の案内を配り、子どもが楽

  しく本と出会う機会を作った。

  図書館見学に訪れた幼稚園生、小学生には施設見学だけで

 なく、読書の動機付けとして紙芝居、読みきかせ等を行った。

 また保護者会、家庭学級等で子どもの読書、絵本との出会い

 の大切さをアピールした。

  8 複写サービス

  申込件数は新聞が最も多く、次いで郷土資料、雑誌論文、

 事典等の順であった。

  非所蔵資料については、国立国会図書館等関係機関へ依頼

 して、利用者に当該資料を提供した。

 〔表8〕 複写利用状況

区分 件数 枚数
自館処理 8,497 99,437
他機関依頼 47 1,524
8,544 100,961

 9 展     示

 エントランス・ホールの展示コーナーで、その時節に合っ

たテーマで次の展示を行った。

(1) 「ふるさとを知ろう」―子どもの本でみるふくしま展

           (平成2年4月24日〜7月1日)

   郷土福島に関する児童図書約40点を展示すると共に、

  「ふるさと福島を知る子どもの本目録」を作成し配布した。

(2) 星空へのいざない―天体写真・天文関係図書展―

           (平成2年7月3日〜9月2日)

  星雲、彗星、オーロラ、日食といった天体写真とそれら

 に関する天文関係図書の他、本物の隕石や太陽系惑星の立

 体模型、犬の天文台長「チロ」の写真などを展示。

(3) 東海道五十三次駅画展

           (平成2年9月4日〜10月14日)

  安藤(歌川)広重筆、東海道五十三次の古法純手摺本版

 画55図の他、安藤重広関係資料を展示。


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