2 個 人 研 究
(1) 長期研究員による研究
○ 「ライ症候群M児の行動拡大を図るための事例研究」
―主としてかかわりを中心に―
福島県養護教育センター長期研究員 根本峰雄
○ 「登校拒否児童生徒への指導援助の在り方」
―教職員へのアンケート調査から―
福島県養護教育センター長期研究員 高橋正美
(2) 奨例研究
○ 「具体的、体験的な表現活動を通して、学習意欲の向
上と情緒の安定を目指した指導について」
―心因性による情緒障害であるA児の指導を通して―
東白川郡矢祭町立東舘小学校 教諭 窪木富士美
○ 「望ましい生活単元学習をめざして」
―個人差の大きい集団の中での一人ひとりの能力を伸
ばす指導のあり方―
福島県立西郷養護学校 教諭 宗像浩恵
第5節 教育図書・資料の収集・
提供事業
1 教育図書・資料の収集・整理
(1) 教育図書の収集・整理
教育図書については、養護教育に関する専門図書の充実
に努め、本年度69冊の新規購入及び寄贈の結果、蔵書数は
5,317冊となった。その種類は、心身障害児の教育関係図
書が3,009冊となり、医学関係図書が353冊、心理関係図
書が174冊、その他の図書が178冊となった。これらの図
書は、「日本十進分類法」の分類基準に従い分類・配架し
ているので、いつでも利用できるようになっている。
また、50音検索カード及び分類記号検索カードを整え、
コンピュータによる検索もできるようにして、問い合わせ
等に応じられるようにした。
(2) 教育関係定期刊行物の収集・整理
教育関係定期刊行物については、県費により今年度30種
類を購入した。なお、これまでの購入や寄贈等により
2,573冊に達している。
(3) 教育資料の収集・整理
教育資料は、全国の関係機関や県内の教育機関の協力に
より、研究紀要・研究報告書等の収集に努めており、集ま
った106冊余りについて「教育資料分類基準」に従って分
類した。県内の資料については、更に、学校別に分類・配
架した。
2 教育図書・資料の利用
本年度の図書・資料は、養護教育センターの研修参加者を
含め、県内の養護教育に携わる教職員によって利用されてき
た。また、普通教育に携わる教職員や、障害児の保護者の利
用もみられた。利用者は、765名で、図書・資料の貸出冊数
は1,008冊であった。
第6節 広報・啓発事業
1 所報「養護教育」
(1) 内 容
巻頭言、特集記事、講義ノート、研究実践報告、実践紹
介、私のアィディア、COFFEE BREAK(随想)
新刊図書紹介
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 B5判
2) ページ数 毎号16ページ
3) 部 数 毎号1,800部
2 研究紀要「第8号」
(1) 内 容
研究の趣旨、第1年次、第2年次の研究の概要、第3年
次の研究、実践事例12(視覚、聴覚、精神薄弱、肢体不自
由、病弱)、まとめと今後の課題
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 B5判
2) ページ数 60ページ
3) 部 数 1,000部
3 心身障害児ハンドブック「からだの不自
由な子」
(1) 内 容
からだの不自由な子とは、からだの不自由な子とのかか
わり、からだの不自由な子の教育、からだの不自由な子の
相談機関等と福祉
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 A5判
2) ページ数 32ページ
3) 部 数 2,000部
4 養護教育センタ 案内パンフレット
(1) 内 容
設置の目的、教育相談、図書・資料の収集提供、広報啓
発、研修、調査研究等の紹介
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 B4判
2) ページ数 三つ折り
3) 部 数 3,000部
5 巡回就学相談実施案内リーフレット
(1) 内 容
相談の対象・内容、相談の申し込みの手続き、教育機関
及び地域相談室の案内等
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 B4判
2) ページ数 二つ折り
3) 部 数 3,000部