教育年報1994年(H6)-106/231page
3 ユネスコ活動指導者研究協議会
(1)月 日 平成6年9月7日(水)
(2)会 場 棚倉町中央公民館
(3)参加者数 ユネスコ活動関係者、社会教育関係者、学校
教育関係者、関心のある方 131名
4 国際交流活動研修会
(1)期 日 平成6年10月5日(水)
(2)会 場 大熊町文化センター
(3)参加者数 国際交流事業関係者、社会教育関係者、学校
教育関係者、在日外国人 137名
第5節 家庭教育
1 概 要
家庭は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う最も重要な場
であることから、親自らが積極的に学び、しっかりとした信
念と自信をもって子育てに当たる必要がある。
しかし、近年、核家族化、少子化、就労女性の増加、価値
観の多様化など、子どもを取り巻く環境は著しく変貌を遂げ、
子育てに対する不安や悩みなどは益々深刻なものとなってい
る。
そこで、当面している家庭教育上の諸問題の解決を援助す
るために、必要と思われる情報や学習機会を提供するととも
に、子育てに関する適切な助言や援助が行える相談体制の整
備と相談員の養成、普及・啓発資料の作成などにより、生涯
学習の基礎となる家庭教育の充実振興を図った。
2 「のびゆく福島っ子」家庭教育充実事業
(1) 協力機関 福島県教育センター、市町村教育委員会
(2) 事業実施主題
「親子の伸びやかな成長と自立を援助する家庭教育」
(3) 事業内容
1) 企画推進委員会の開催
家庭教育上の諸問題の原因等を分析し、家庭教育関係
資料の作成や研修会の企画並びに立案を行うほか、課題
解決に関する具体的方策の研究に当たった。
〔企画推進委員〕
氏名 役職名 備考 小野直廣 福島大学教育学部教授 ◎ 大宮勇雄 福島大学教育学部助教授 ○ 松崎博文 福島大学教育学部助教授 樋口勝也 桜の聖母短期大学教授 渡辺俊彦 福島女子短期大学教授 遠藤正俊 富士病院副院長 加藤一夫 県立医科大学助教授 ○ 林偕子 郡山女子大学助教授 糠沢修一 福島テレビ編成局長
(◎印…委員長、○印…すくすく通信編集委員兼任)
氏名 役職名 備考 新家淳子 家庭教育電話相談員 鈴木峰子 児童家庭課主査 ○ 小島長三 県教育センター教育相談部長 笹川憲子 義務教育課指導主事 ○
2) 育児資料「すくすく通信」の作成・配布
「すくすく4・5歳」を24,000部作成し、名市町村
教育委員会を通して該当する幼児を持つ全家庭と、公民
館を始めとする関係機関に配布した。
「すくすく2・3歳」と「すくすく1歳」は、同じく
名市町村教育委員会を通して、公民館などの教育機関に
配布した。
3) 家庭教育電話相談「すくすくダイヤル」の開設
ア 相 談 日 毎週月曜日から金曜日まで
イ 時 間 午前9時30分から午後2時30分まで
ウ 電話番号 0245-53-8222
エ 電話相談員
氏名 役職名 新家淳子 家庭教育アドバイザー 成田由芙子 心理判定員 酒井芳子 臨床心理士 林千枝子 家庭教育アドバイザー 渡辺晴子 家庭教育アドバイザー 島貫ノブ 家庭教育ふれあいネットワーカー 松野内勢津子 家庭教育ふれあいネットワーカー
オ 相談状況 相談件数 339件
カ 相談内容
1位 健康発育
2位 育児・保育
3位 性格行動
4位 家庭内の人間関係
5位 性の問題
4) 家庭教育巡回相談の実施
子育てについて不安や悩みを持つ親等のために、県内
4箇所で開催された「子育てセミナー」の会場に、相談
員を派遣して直接相談に応じた。
5) 「家庭教育ふれあいネットワーカー養成講座」の開催
孤立しがちな若い親達の、情報交換や親子のふれあいを
通した仲間づくりを支援する相談員を養成した。
ア 期 日
〔前期〕 平成6年5月12日(木)〜13日(金)
〔後期〕 平成6年7月12日(火)〜14日(木)
イ 会 場 福島県婦人会館
ウ 参加者数 保育・相談活動参加者、各種ボランテ
ィア活動参加者、社会教育関係者
30名