教育年報1994年(H6)-107/231page
エ 内 容
・子どもの成長と家庭での教育
・カウンセリングの知識と技術
・仲間づくりと交流の企画
6) 「子育てセミナー」の開催
子育てをめぐる諸問題の解決を援助するため、多様な
学習機会を提供し、家庭と地域の教育力向上に努めた。
期日 会場 参加者 7月5日(火) 安達町就業改善センター 162名 9月9日(金) 鮫川村山村開発センター 210名 9月28日(水) 須賀川市文化センター 242名 10月27日(木) 会津坂下町中央公民館 185名
7) テレビ番組「ちいさな世界」の放映
15分間のカラー番組を福島テレビに制作委託し、平成
6年10月から翌年3月まで、日曜日の11時30分から
26回放映した。
学習ビデオ教材の作成
8) 「ちいさな世界」をビデオ教材として編集し、視聴覚
ライブラリーの管理により県内に貸し出しを行った。
9) 家庭教育指導資料の作成・配布
10) 家庭教育上の課題や諸問題について研究成果を資料と
してまとめ、関係者や関係機関に配布し、学習活動や研
修会での活用の促進を図った。
第6節 視聴覚教育
1 概 要
県民の多様化・個別化している学習需要に対応し、かつ、
県民が興味深く学習活動を展開して学習効果を高めるための
手段として、視聴覚教育の果たす役割は、以前にも増して高
まっている。
このため、時代の流れに即応した視聴覚教育への改善・充
実を目指し、以下の取組みをしてきた。
(1) 市町村視聴覚ライブラリーの整備充実
市町村における地域映像情報整備充実事業(補助事業)
の実施を促進するとともに、地域における視聴覚教育の拠
点として視聴覚機器・教材の収集保管と、その利用に供す
る事業の実施、また、各種の研修事業等の実施等視聴覚セ
ンターとしての役割を果たすよう指導にあたった。
(2) 視聴覚教育指導者研修の充実
文部省で平成4年3月に定めた「視聴覚教育メディア研
修カリキュラムの標準」に基づいて視聴覚教育メディア研
修会を実施し、中堅指導者の養成に努めた。
(3) 視聴覚教育関係団体との連携
県視聴覚ライブラリー連絡会との連携を図り、視聴覚教
育の一層の振興を図り、当面する諸方策の実践について総
合的に研修する県視聴覚ライブラリー研究協議会を開催し
た。
また、学校教育者校種別研究会が加盟する県視聴覚教育
連絡協議会との連携を図って放送教育研究会東北大会を開
催した。
2 視聴覚教育メディア研修会
対象者種別 期日 会場 社会教育関係者 6月15日(水)〜17日(金) 郡山市視聴覚センター 学校教育関係 小学校教員 1 5月25日(水)〜27日(金) 県教育センター 2 9月19日(月)〜21日(水) 中学校教員 1 11月7日(月)〜9日(水) 高等学校教員 2 11月28日(月)〜30日(水) ※小学校1、中学校1……CAI教材作成等
小学校2、高等学校2……VTR教材作成等
◎参加者数
〔社会教育関係者〕 48名
市町村教育委員会職員、公民館職員、図書館職員
〔学校教育関係者〕 93名
小学校45人、中学校44人、高等学校教職員4人
3 福島県視聴覚ライブラリー研究協議会
期 日 平成6年9月1日(木)〜2日(金)
会 場 原町市福祉会館
参加者数 県内視聴覚ライブラリー・センター職員、
公民館職員、その他社会教育関係職員、
小・中学校教職員 60人
4 第36回放送教育研究会東北大会
(福島大会)
(1) 期 日 平成6年9月27日(火)
(2) 会 場 福島県文化センターほか
(3) 内容・方法
1) 研究主題
「さまざまなメディア環境にあって、新しい学力観に
たった放送教育・視聴覚教育をすすめよう」
2) 全体会
ア 基調講演
(ア) テーマ 「今こそ 子どもの心に感動体験」
(イ) 講 師 大阪教育大学助教授 松本勝信
イ シンポジュウム
(ア) テーマ 「授業の魅力を高めるために」
(イ) コーディネーター
東北学院大学助教授 鈴木克明
パネラー
大阪教育大学助教授 松本勝信
福島市立福島第二小学校教諭 佐々木光政
福島市立大笹生小学校教諭 渡辺英司
福島市立茂庭中学校教諭 佐々木清
3) 校種別研究会
ア 幼稚園・保育所研究会
福島めばえ幼稚園東サークル
イ 小学校研究会 福島市立飯坂小学校