教育年報1994年(H6)-190/231page
福島県養護教育センター長期研究員 根本峰雄
○ 「精神遅滞児に対する心理・教育アセスメントの検討」
―K―ABCの適用を通して―
福島県養護教育センター長期研究員 菊地恵美子
○ 「自己表現の拡大を図る援助の在り方」
―学校で話さない児童H君とのかかわりを通して―
福島県養護教育センター長期研究員 猪狩和雄
(2) 奨励研究
○ 「視覚障害者用『歩行模擬体験ソフト』の開発と指導
実践」
―歩行能力向上へのパソコン活用について―
福島県立盲学校教諭 小野祥一郎
○ 「肢体不自由教育におけるコンピュータ活用に関す
る研究」
―入力装置の作製を中心に―
福島県立郡山養護学校教諭 渡邊世子
○ 「手先の器用さや持続力を高める作業学習の指導」
―花の栽培や種の選別、袋作りを通して―
猪苗代町立猪苗代中学校教諭 古川裕司
第5節 教育図書・資料の収集・
提供事業
1 教育図書・資料の収集・整理
(1) 教育図書の収集・整理
教育図書については、養護教育に関する専門図書の充実
に努め、本年度56冊の新規購入及び寄贈の結果、蔵書数は
5,373冊となった。その種類は、心身障害児の教育関係図
書が3,047冊となり、医学関係図書が358冊、心理関係図
書が177冊、その他の図書が1,791冊となった。これらの
図書借、「日本十進分類法」の分類基準に従い分類・配架
しているので、いつでも利用できるようになっている。
また、コンピュータによる検索もできるようにして、問
い合わせ等に応じられるようにした。
(2) 教育関係定期刊行物の収集・整理
教育関係定期刊行物については、県費により今年度31種
類を購入した。なお、これまでの購入や寄贈等により2,890
冊に達している。
(3) 教育資料の収集・整理
教育資料は、全国の関係機関や県内の教育機関の協力に
より、研究紀要・研究報告書等の収集に努めており、集ま
った187冊余りについて「教育資料分類基準」に従って分
類した。県内の資料については、更に、学校別に分類・配
架した。
2 教育図書・資料の利用
本年度の図書・資料は、養護教育センターの研修参加者を
含め、県内の養護教育に携わる教職員によって利用されてき
た。また、普通教育に携わる教職員や、障害児の保護者等の
利用もみられた。利用者は、924名で、図書・資料の貸出冊
数は772冊であった。
第6節 広報・啓発事業
1 所報「養護教育」
(1) 内 容
展望、特集、教育相談報告、スポットオブ研修、研究実
践報告、実践紹介、COFFEE BREAK、随想、タイム
リー情報 等
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 A4判
2) ページ数 毎号16ページ
3) 部 数 毎号1,800部
2 研究紀要「第9号」
(1) 内 容
研究め趣旨、研究の構想、養護教育における教材・教具
の開発・活用の基本的な考え方、1年次の研究、研究の成
果と今後の課題、継続研究
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 A4判
2) ページ数 60ページ
3) 部 数 1,000部
3 心身障害児ハンドブック
「耳の不自由な子」
(1) 内 容
耳の不自由な子とは、補聴器とは、耳の不自由な子との
かかわり、耳の不自由な子の保育や教育、耳の不自由な子
の相談機関と福祉
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 A5判
2) ページ数 32ページ
3) 部 数 2,000部
4 養護教育センター案内パンフレット
(1) 内 容
設置の目的、教育相談、図書・資料の収集提供、広報啓
発、研修、調査研究等の紹介
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 B4判1枚
2) 部 数 3,000部
5 巡回就学相談実施案内リーフレット
(1) 内 容
相談の対象・内容、相談の申し込みの手続き、教育機関
及び地域相談室の案内等
(2) 規格・ページ・部数
1) 規 格 A4判1枚
2) 部 数 6,000部