研修名称 期日 氏名・所属 環境考古課程 11月28日〜12月15日 丹野隆明(福島市教育委員会) 寺院官衙遺
跡調査課程1月10日〜1月25日 香川慎一(県文化センター)
猪狩忠雄(いわき市教育文化事業団)遺跡保存
整備課程2月14日〜3月8日 阿部知己(県文化センター)
(4)埋蔵文化財保護普及活動
埋蔵文化財調査報告書の刊行
1)福島県遺跡分布調査報告2
2)母畑地区遺跡発掘調査報告38・39
3)常磐自動車道遺跡調査報告4・6
4)東北自動車道遺跡調査報告
5)三春ダム関連遺跡発掘調査報告8-1・2・3・4
6)相馬開発関連遺跡発掘調査報告4
7)摺上川ダム遺跡発掘調査報告1・2
8)請戸川地区遺跡発掘調査報告3・4
9)福島空港関連遺跡発掘調査報告4
10)福島県遺跡地図
(5)埋蔵文化財周知事業
平成3年度から平成7年度までの5ヶ年の計画で、県下
全域を対象に、より詳細な分布調査を実施し、埋蔵文化財
包蔵地の実態をより正確に把握し、その周知徹底を図ると
ともに、文化財保護の基礎資料として「埋蔵文化財包蔵地分布図」
及び「地名表」を整備する。
平成7年度は、平成6年度までの調査成果を「福島県遺跡地図」
として印刷刊行した。
(6)県内の発掘調査等の状況
発掘調査(試掘調査を含む)の原因別・地区別の通知等
の件数は下表のとおりである。
原因では、道路建設・都市計画の区画整理を含む宅地造
成・農地開発に関連する土木工事によるものが上位を占め
る。
また、近年の傾向は大規模開発が増加することにより、
エ 法対応による部分調査で対応し切れずに、全面調査とな
る遺跡が多く、その結果1遺跡あたりの調査面積が広く
なってきている。開発件数の増加に加え、面積の拡大も
あって、全体として発掘調査料は膨大なものとなってい
る。
平成7年度発掘調査件数
(平成7年4月〜8月3月)
県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき 計 農業関係 (国・県・団体) 19 7 7 33 都市計画等 6 11 5 4 1 11 1 39 道路建設 13 10 9 4 4 13 16 69 河川・ダム・空港 5 5 1 10 宅地造成等 23 17 3 3 2 48 学校建設 1 1 その他の建物 12 6 1 3 2 1 25 電気・ガス・水道 0 ゴルフ場・土取り 1 1 その他 6 1 3 6 16 学術調査 1 1 4 1 7 計 67 69 16 25 5 46 21 249 発掘調査件数249の内訳は、県教育委員会が実施したもの9件、市町村教育委員会が実施したもの107件です。
なお、事前協議のための試掘調査は、132件です。