教育年報1995年(H7)-130/256page

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研修名称 期日 氏名・所属
環境考古課程 11月28日〜12月15日 丹野隆明(福島市教育委員会)
寺院官衙遺
跡調査課程
1月10日〜1月25日 香川慎一(県文化センター)
猪狩忠雄(いわき市教育文化事業団)
遺跡保存
整備課程
2月14日〜3月8日 阿部知己(県文化センター)

(4)埋蔵文化財保護普及活動

埋蔵文化財調査報告書の刊行

1)福島県遺跡分布調査報告2

2)母畑地区遺跡発掘調査報告38・39

3)常磐自動車道遺跡調査報告4・6

4)東北自動車道遺跡調査報告

5)三春ダム関連遺跡発掘調査報告8-1・2・3・4

6)相馬開発関連遺跡発掘調査報告4

7)摺上川ダム遺跡発掘調査報告1・2

8)請戸川地区遺跡発掘調査報告3・4

9)福島空港関連遺跡発掘調査報告4

10)福島県遺跡地図

(5)埋蔵文化財周知事業

平成3年度から平成7年度までの5ヶ年の計画で、県下

全域を対象に、より詳細な分布調査を実施し、埋蔵文化財

包蔵地の実態をより正確に把握し、その周知徹底を図ると

ともに、文化財保護の基礎資料として「埋蔵文化財包蔵地分布図」

及び「地名表」を整備する。

平成7年度は、平成6年度までの調査成果を「福島県遺跡地図」

として印刷刊行した。

(6)県内の発掘調査等の状況

発掘調査(試掘調査を含む)の原因別・地区別の通知等

の件数は下表のとおりである。

原因では、道路建設・都市計画の区画整理を含む宅地造

成・農地開発に関連する土木工事によるものが上位を占め

る。

また、近年の傾向は大規模開発が増加することにより、

エ 法対応による部分調査で対応し切れずに、全面調査とな

る遺跡が多く、その結果1遺跡あたりの調査面積が広く

なってきている。開発件数の増加に加え、面積の拡大も

あって、全体として発掘調査料は膨大なものとなってい

る。

平成7年度発掘調査件数

                             (平成7年4月〜8月3月)
  県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき
農業関係 (国・県・団体)   19   7   7   33
都市計画等 6 11 5 4 1 11 1 39
道路建設 13 10 9 4 4 13 16 69
河川・ダム・空港 5 5   1       10
宅地造成等 23 17   3   3 2 48
学校建設 1             1
その他の建物 12 6 1 3   2 1 25
電気・ガス・水道               0
ゴルフ場・土取り       1       1
その他 6 1   3   6   16
学術調査 1   1     4 1 7
67 69 16 25 5 46 21 249

発掘調査件数249の内訳は、県教育委員会が実施したもの9件、市町村教育委員会が実施したもの107件です。

なお、事前協議のための試掘調査は、132件です。


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