教育年報1996年(H8)-111/254page

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子育てについて不安や悩みを持つ親等のために、県内

4箇所で開催された「子育てセミナー」の会場に、相談

員を派遣して直接相談に応じた。

5)「家庭教育ふれあいネットワーカー養成講座」の開催

孤立しがちな若い親達の、情報交換や親子のふれあい

を通した仲間づくりを支援する相談員を養成した。

ア 期日

〔前期〕平成8年5月22日(水)〜23日(木)

〔後期〕平成8年7月3日(水)〜5日(金)

イ 会場 福島県婦人会館

ウ 参加者数 保育・相談活動参加者、各種ボランティ

  ア活動参加者、社会教育関係者56名

エ 内容

・子どもの成長と家庭での教育

・カウンセリングの知識と技術

・仲間づくりと交流の企画

6)「子育てセミナー」の開催

子育てをめぐる諸問題の解決を援助するため、多様な

学習機会を提供し、家庭と地域の教育力向上に努めた。
期  日 会    場 参加者
6月18日(火) 飯野町公民館 155名
7月25日(木) 西郷村文化センター 170名
9月25日(水) 喜多方プラザ文化センター 182名
10月2日(水) いわき市文化センター 131名

7)テレビ番組「ちいさな世界」の放映

15分間のカラー番組を福島テレビに製作委託し、平成

8年10月から翌年3月まで、土曜日の7時45分から26回

放映した。

8)学習ビデオ教材の作成

「ちいさな世界」をビデオ教材として編集し、視聴覚

ライブラリーの管理により県内に貸し出しを行った。

9)家庭教育指導資料の作成・配布

10)家庭教育上の課題や諸問題について研究成果を資料と

してまとめ、関係者や関係機関に配布し、学習活動や研

修会での活用の促進を図った。

第6節 視聴覚教育

1 概  要

県民の多様化・個別化している学習需要に対応し、かつ、

県民が興味深く学習活動を展開して学習効果を高めるための

手段として、視聴覚教育の果たす役割は、以前にも増して高

まっている。

このため、時代の流れに即応した視聴覚教育への改善・充

実を目指し、以下の取組みをしてきた。

(1)市町村視聴覚ライブラリーの整備充実

市町村における地域映像情報整備充実事業(補助事業)

の実施を促進するとともに、地域における視聴覚教育の拠

点として視聴覚機器・教材の収集保管と、その利用に供す

る事業の実施、また、各種の研修事業等の実施等

視聴覚センターとしての役割を果たすよう指導にあたった。

(2)視聴覚教育指導者研修の充実

文部省で平成4年3月に定めた「視聴覚教育メディア研

修カリキュラムの標準」に基づいて視聴覚教育メディア研

修会を実施し、中堅指導者の養成に努めた。

(3)視聴覚教育関係団体との連携

県視聴覚ライブラリー連絡会との連携を図り、視聴覚教

育の一層の振興を図り、当面する諸方策の実践について総

合的に研修する県視聴覚ライブラリー研究協議会を開催し

た。

2 視聴覚教育メディア研修会
対象者種別 期   日 会 場
社会教育関係者 6月10日(月)〜12日(水) 郡山市視聴覚センター・
福島県ハイテクプラザ
学校教
育関係
小学校教員 1 7月3日(水)〜5日(金)  県教育センター
2 7月24日(水)〜26日(金)
中学校教員 1 9月11日(水)〜13日(金)
高等学校教員 2 11月27日(水)〜29日(金)

◎参加者数

〔社会教育関係者〕25名

市町村教育委員会職員、公民館職員、図書館職員

〔学校教育関係者〕100名

小学校44人、中学校44人、高等学校教職員12人

3 福島県視聴覚ライブラリー研究協議会

期日 平成8年11月25日(月)〜26日(火)

会場 会津若松市中央公民館

参加者数 県内視聴覚ライブラリー・センター職員、

公民館職員、その他社会教育関係職員、

小・中学校職員68人


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