平成8年度発掘調査件数
(平成8年4月〜9年3月)
県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき 計 農業関係(国・県・団体) 6 3 15 9 33 都市計画 等 3 5 5 3 1 3 20 道路建設 6 17 3 4 3 35 14 82 河川・ダム・空港 6 6 宅地造成等 17 14 3 1 4 39 学校建設 1 1 1 1 4 その他の建物 7 4 1 1 1 14 電気・ガス・水道 1 2 3 ゴルフ場・土取り 1 1 そ の 他 12 13 4 6 1 13 49 学術調査 1 1 2 計 53 61 19 29 7 67 17 253 発掘調査件数253件の内訳は、県教育委員会が実施したもの14件、市町村教育委員会が実施したもの92件です。
なお、事前協議のための試掘調査は、146件です。
(5)県内の発掘調査等の状況
発掘調査(試掘調査を含む)の原因別・地区別の通知等
の件数は上表のとおりである。
原因では、道路建設・都市計画の区画整理を含む宅地造
成・農地開発に関連する土木工事によるものが上位を占
める。
また、近年の傾向は大規模開発が増加することにより、
工法対応による部分調査で対応し切れずに、全面調査と
なる遺跡が多く、その結果1遺跡あたりの調査面積が広
くなってきている。開発件数の増加に加え、面積の拡大
もあって、全体として発掘調査量は膨大なものとなって
いる。
(6)文化財センター(仮称)整備事業
埋蔵文化財等の調査・研究、収蔵・保管、公開・活用及
び埋蔵文化財担当職員の研修の拠点となる文化財セン
ター(仮称)を、白河市及び安達町に設置予定であるが、
平成8年度は、白河館(仮称)の基本計画の作成等を
行った。