教育年報1996年(H8)-202/254page

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講     座     名 区分 期      間 受講者数
精神薄弱教育研修講座   9月11日〜9月13日 6
養護教育コンピュータ研修講座   10月2日〜10月4日 11
心身障害幼児教育実践研修講座   10月7日〜10月9日 35
重度・重複障害児コミュニケーション研修講座   10月22日〜10月24日 11
養護教育教材・教具実技研修講座   11月11日〜11月13日 22
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(2) 基本研修

第4節 教育調査・研究事業

 養護教育センターでは、県下の養護教育における普遍的な

課題あるいは今日的な課題について、専門的な調査・研究を

行い、本県養護教育の充実発展に寄与するとともに当センター

における教育相談、研修、研究機能の充実及び各学校におけ

る教育実践の発展を図ることを目的とし調査・研究事業を推

進しており、本年度は、三つの共同研究と個人研究を行った。

共同研究は、養護教育に関する学校現場の課題及び社会の

ニーズについての情報収集、分析、検討を行い、課題を設定

し、研究を行っている。

1 養護教育における教材・教具の活用に

関する研究

一教材・教具の工夫と活用の実践(その2)一

(最終年次)

研究の趣旨

 教材・教具の活用に関する研究は、過去2年間の調査

研究や実践研究を生かし、研究協力校における教材・教

具の工夫と活用についての実践的な研究を推進した。

(1) 視覚障害児の算数指導のための音声発声装置「お

とぼー」を作製し、活用した事例(盲教育)

 A男は、操作的な学習が好きであること、点字の数字の

弁別は、まだ獲得していないことから数の合成の「確かめ」

に音声を導入することが適切ではないかと考え、教材・教

具「おとぼー」を開発した。触覚や聴覚を使い学習する

「おとぼー」によりA男が念頭処理をして予想し、確か

めるという授業を通して数の合成について確実性が増して

きた。

(2) 聴覚障害と知的な遅れのあるB男が教科の学習に

意欲的に取り組める教材・教具「マッチングカード」

を作製し、活用した事例(聾教育)

 B男が自分で操作しながら考え、自分で正答を確かめら

講     座     名 区分 期間 受講者数
養護教育経験者研修1-A 盲・聾・肢・病   9月25日〜9月27日 5
養護教育経験者研修1-B 精神薄弱   9月3日〜9月5日 18
養護教育経験者研修1-C 重度・重複   9月25日〜9月27日 15
養護教育経験者研修2-A 盲・聾・肢・病   10月2日〜10月4日 4
養護教育経験者研修2-B 精神薄弱   8月28日〜8月30日 15
養護教育経験者研修2-C 重度・重複   8月28日〜8月30日 16
養護教育経験者研修3   8月28日〜8月30日 6
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