講 座 名 区分 期 間 受講者数 精神薄弱教育研修講座 9月11日〜9月13日 6 養護教育コンピュータ研修講座 10月2日〜10月4日 11 心身障害幼児教育実践研修講座 10月7日〜10月9日 35 重度・重複障害児コミュニケーション研修講座 10月22日〜10月24日 11 養護教育教材・教具実技研修講座 11月11日〜11月13日 22 計 284
(2) 基本研修
第4節 教育調査・研究事業
養護教育センターでは、県下の養護教育における普遍的な
課題あるいは今日的な課題について、専門的な調査・研究を
行い、本県養護教育の充実発展に寄与するとともに当センター
における教育相談、研修、研究機能の充実及び各学校におけ
る教育実践の発展を図ることを目的とし調査・研究事業を推
進しており、本年度は、三つの共同研究と個人研究を行った。
共同研究は、養護教育に関する学校現場の課題及び社会の
ニーズについての情報収集、分析、検討を行い、課題を設定
し、研究を行っている。
1 養護教育における教材・教具の活用に
関する研究
一教材・教具の工夫と活用の実践(その2)一
(最終年次)
研究の趣旨
教材・教具の活用に関する研究は、過去2年間の調査
研究や実践研究を生かし、研究協力校における教材・教
具の工夫と活用についての実践的な研究を推進した。
(1) 視覚障害児の算数指導のための音声発声装置「お
とぼー」を作製し、活用した事例(盲教育)
A男は、操作的な学習が好きであること、点字の数字の
弁別は、まだ獲得していないことから数の合成の「確かめ」
に音声を導入することが適切ではないかと考え、教材・教
具「おとぼー」を開発した。触覚や聴覚を使い学習する
「おとぼー」によりA男が念頭処理をして予想し、確か
めるという授業を通して数の合成について確実性が増して
きた。
(2) 聴覚障害と知的な遅れのあるB男が教科の学習に
意欲的に取り組める教材・教具「マッチングカード」
を作製し、活用した事例(聾教育)
B男が自分で操作しながら考え、自分で正答を確かめら
講 座 名 区分 期間 受講者数 養護教育経験者研修1-A 盲・聾・肢・病 9月25日〜9月27日 5 養護教育経験者研修1-B 精神薄弱 9月3日〜9月5日 18 養護教育経験者研修1-C 重度・重複 9月25日〜9月27日 15 養護教育経験者研修2-A 盲・聾・肢・病 10月2日〜10月4日 4 養護教育経験者研修2-B 精神薄弱 8月28日〜8月30日 15 養護教育経験者研修2-C 重度・重複 8月28日〜8月30日 16 養護教育経験者研修3 8月28日〜8月30日 6 計 79