発行部数 350部
平成8年4月1日現在の調査結果の主要な点をあげると、
市町村図書館と公民館図書室を合わせた蔵書冊数は、3,76
2,958冊で、県民1人当たり1.77冊(前年度1.67冊)、年間
増加蔵書冊数は、236,790冊である。
また、平成7年度中の貸出図書冊数は、4,554,092冊
(県民1人当たり2.13冊)であり、前年度と比べると総冊
数では11,798冊の減である。
(3) 福島県郷土資料情報
新着郷土資料の情報誌として、第31〜32号を発行し県内
の図書館、公民館等に配付した。
発行部数 各300部
第5節 図書館協力
1 相互協力
県内公共図書館の資料・調査・協力のためのセンターとし
て、また多様化・高度化する利用者要求に応えるため、県内
外の各種機関との連携・協力関係の促進を図った。特にその
中核となる資料の相互貸借には意を注ぎ、条件整備と関係の
緊密化に努めた。
〔表10〕相互貸借件数
区分 県内 県外 計 貸出 件数 928 51 979 冊数 2,287 71 2,358 借用 件数 28 48 76 冊数 41 66 107 計 件数 956 99 1,055 冊数 2,328 137 2,465 2 県立図書館職員研修会
図書館職員の資質向上と専門的知識の涵養を図るため、毎
年行っている。
・テーマ レファレンス・サービスの意義と技術
・期日 平成8年9月6日
・会場 福島県立図書館
・参加者 図書館・公民館・関係機関職員 49名
・講師 東京都立多摩図書館 斎藤文男
3 図書館協力事業連絡会議
全県的な図書館のサービス網の充実を図ることを目的とし
て、県内公共図書館間の協力体制のあり方や今後の図書館業
務の方向について協議した。
・議題 電算ネットワークについて
協力体制の推進について
・期日 平成8年7月5日
・会場 福島県立図書館
・参加者 図書館関係者 40名
4 県内大学図書館間相互利用制度
県内の大学図書館と公共図書館との協力体制として
「福島県内大学図書館間相互利用制度」があり、その
「図書館資料の相互貸借」「複写」「参考業務」及び
「一般社会人への共通利用証発行」である。
この制度利用参加市町村立図書館は、県立図書館を含め
福島市立図書館、二本松市立図書館、郡山市中央図書館、
須賀川市図書館、白河市立図書館、会津若松市立会津図書館、
喜多方市立図書館、相馬市図書館、原町市立原町図書館、
いわき市立中央図書館、船引町図書館、小野町ふるさと文化の館、
双葉町図書館である。