第19章　福島県相馬海浜自然の家

第1節　概要

　昨年まで、財団法人福島県海浜青年の家により管理運営さ

れてきた当施設は、この4月から、財団法人福島県海浜自然の家

が管理運営することとなり、施設の名称も「福島県相馬海浜自然の家」

と改められた。

　財団法人福島県海浜自然の家は、従来の財団法人福島県海浜青年の家

を発展的に解消し、規模を拡大して、7月に新設

開所した福島県いわき海浜自然の家の管理運営にも当たり、

その本部を、福島県相馬海浜自然の家に置くこととなった。

　福島県相馬海浜自然の家(旧福島県海浜青年の家)は、海

浜の恵まれた自然環境の中での集団宿泊研修活動をとおして、

規律・責任・協同・友愛・奉仕の精神をかん養し、社会の変

化に対応できる心身共に健全な青少年を育成することを目的

として、昭和50年4月に開設され、今年度、創立22周年を迎

えた、県の社会教育施設である。

　上記開設の趣旨を踏まえて、今年度は、下記の教育目標を

掲げ、その達成に努めてきた。

(1)　思いやりの心にあふれた人間性豊かな青少年の育成

(2)　主体的で実践力に富み、明るく個性豊かな青少年の育成

(3)　心身を鍛え、自己を高めようとする青少年の育成

(4)　郷土の文化や伝統を愛し、生きがいに満ちた地域社会を

形成していく青少年の育成

(5)　広い視野に立ち、人格尊重の精神を身につけた青少年の

育成

1　役員及び職員組織

(1)　財団法人福島県海浜自然の家理事・監事

役職名	氏名	所属
理事長	渡邉貞雄	福島県教育委員会教育長
副理事長	川手晃	福島県総務部長
専務理事	大内忠夫	財団法人福島県海浜自然の家
常務理事	七島藤雄	福島県相馬海浜自然の家所長
常務理事	横須賀俊明	福島県いわき海浜自然の家所長
理事	杉原陸夫	福島県教育庁教育次長
理事	今野繁	相馬市長
理事	岩城光英	いわき市長
理事	鈴木完一	福島県社会教育委員の会議議長
理事	太田緑子	福島県青少年教育振興会長
理事	高荒良裕	福島県教育庁生涯学習課長
監事	菊地俊彦	福島県総務部財政課長
監事	加賀美孝	福島県教育庁財務課長

理事会は、次のとおり2回開催した。

□　第1回

1）　期日　平成8年6月6日(木)

2）　場所　福島市杉妻会館

3）　内容　○　平成7年度財団法人福島県海浜自然(青年)の家

事業報告について

　　　　　○　平成7年度財団法人福島県海浜自然(青年)の家

収入支出決算の承認について

　　　　　○　基本財産への繰入れ承認について

　　　　　○　財団法人福島県海浜自然の家寄付行為の

変更について

　　　　　○　平成7年度施設利用状況について

□　第2回

1）　期日　平成9年3月26日(水)

2）　場所　福島市杉妻会館

3）　内容　○　平成8年度収支補正予算　

　　　　　○　平成9年度事業計画案

　　　　　○　平成9年度収支予算案

　　　　　○　平成9年度役員の選任

(2)　福島県相馬海浜自然の家運営委員

氏　　　　名	所　　　　　　属
◎　佐藤栄	相馬市教育委員会教育長
○一鈴木敏夫	福島県教育庁生涯学習課主幹
志賀富男	鹿島町立鹿島町公民館長
村田一廣	県生活環境部青少年女性課主幹兼課長補佐
藤本忠平	福島県立相馬高等学校長
佐藤利郎	原町市立原町第一中学校長
太田豊秋	福島県青少年団体連絡協議会顧問
森田昌幸	社団法人相馬青年会議所事務局長
加藤桂子	利用者代表:主婦
先崎貞臣	利用者代表:会社員

注　◎印:委員長　○印:副委員長

運営委員会は、次のとおり2回開催した。

□　第1回

1）　期日　平成8年9月25日(水)

2）　場所　相馬海浜自然の家・視聴覚室

3）　内容　○　平成8年度教育目標並びに運営方針

　　　　　○　平成8年度主催事業

　　　　　○　平成8年度収支予算

　　　　　○　平成7年度利用状況の報告

□　第2回

1）　期日　平成9年2月26日(水)

2）　場所　相馬海浜自然の家・視聴覚室

3）　内容　○　平成8年度主催事業その他の報告

　　　　　○　平成9年度教育目標並びに運営方針案

　　　　　○　平成9年度事業計画案(主催事業ほか)

　　　　　○　平成9年度収支予算案

(3)　職員組織

　財団法人福島県海浜自然の家本部並びに福島県相馬海浜自然の家

の職員組織は次のとおり。