教育年報1997年(H9)-113/258page
2) 育児資料「すくすく通信」の作成・配布
「すくすく4・5歳」を23,000部作成し、各市町村教
育委員会を通して該当する幼児を持つ家庭と、公民館を
始めとする関係機関に配布した。
3) 家庭教育電話相談「すくすくダイヤル」の開設
ア 相談日 毎週月曜日から金曜日まで
イ 時間 午前9時30分から午後2時まで
ウ 電話番号 024-553-8222
エ 電話相談員
(◎印 推進委員 ○印 すくすく通信編集委員兼任)
氏 名 役 職 名 備考 新家淳子 家庭教育アドバイザー ◎ 成田由芙子 心理判定士 林千枝子 家庭教育アドバイザー 島貫ノブ 家庭教育ふれあいネットワーカー 松野内勢津子 家庭教育ふれあいネットワーカー ○ 岡野淳子 臨床心理士 佐藤典子 保健婦 オ 相談状況相談件数300件
カ 相談内容
1位 健康発育
2位 性格行動
3位 性の問題
4位 育児保育
4) 家庭教育巡回相談の実施
子育てについて不安や悩みを持つ親等のために、県内
4箇所で開催された「子育てセミナー」の会場に、相談
員を派遣して直接相談に応じた。
5) 「子育てセミナー」の開催
子育てをめぐる諸問題の解決を援助するため、多様な
学習機会を提供し、家庭と地域の教育力向上に努めた。
期 日 会 場 参加者 7月8日(火) 下郷町ふれあいセンター 151名 9月5日(金) 白沢村公民館 113名 9月30日(火) 新地町公民館 97名 10月29日(水) 郡山市文化センター 204名 6) テレビ番組「ちいさな世界」の放映
15分間のカラー番組を福島テレビに製作委託し、平成
9年10月から翌年3月まで、日曜日の7時15分から7時
30分まで26回放映した。
7) 学習ビデオ教材の作成
「ちいさな世界」をビデオ教材として編集し、視聴覚
ライブラリーの管理により県内に貸し出しを行った。
3 親と子の心を結ぶ家庭再発見推進事業
(1) 事業実施主題
「親子の絆を深め、子どもの主体的に生きる力を育む家庭
教育の向上」
(2) 事業内容
1) 「家庭教育出前講座」の開催
家庭教育の知識・技術・態度についての学習や情報交
換の機会を提供し、「家庭」の再認識や地域のネットワー
クづくりの推進を図り、家庭の教育力の向上に努めた。
期 日 会 場 参加者 8月31日(日) 白河市文化センター 171名 9月7日(日) 会津坂下町中央公民館 126名 10月25日(土) 原町市文化センター 119名 12月6日(土) 二本松市福祉センター 167名 2) 「家庭再発見フォーラム」の開催
「家庭教育出前講座」における学習や交流の発展・深
化を目指した講演・討議・発表を通して、子どもの主体
的に生きる力を育むための望ましい家族関係を考え、家
庭教育の一層の充実を推進するための学習機会を提供し
た。
ア 期日・会場 平成9年112月14日(日)
福島市市民会館
イ参加者 401名
3) メディア利用事業「届ける講座」の実施
日ごろ、家庭教育に関する学習の機会に恵まれない親
や、地域・企業・団体で開催される研修・学習会への参
加者等に対して、「家庭教育出前講座」や「家庭再発見
フォーラム」の様子をビデオにより伝え、学習機会の提
供に努めた。
ア 貸出開始 平成10年3月
イ 問合せ・取扱い 各教育事務所、県視聴覚ライブ
ラリー
4) 家庭教育資料「家庭教育実践事例集」の作成・配布
県主催の家庭教育関係事業や関係機関・団体等におい
て実施されたものの中から、特徴的で成果を挙げた家庭
教育実践事例等を収集・編集し、学習情報・資料として
関係機関・団体に配布した。
第6節 視聴覚教育
1 概要
県民の多様化・個別化している学習需要に対応し、かつ、
県民が興味深く学習活動を展開して学習効果を高めるための
手段として、視聴覚教育の果たす役割は、以前にも増して高
まっている。
このため、時代の流れに即応した視聴覚教育への改善・充
実を目指し、以下の取組みをしてきた。