教育年報1997年(H9)-240/258page
職員数 財団
本部
専務
理事所長 次長 主任指
導主事指導
主事主査 主事 主任保
健技師主任
運転手計 1 1 1 1 4 1 1 1 1 12
2 平成9年度重点目標と成果
(1) 研修活動の内容の充実と利用促進
1) 利用団体の研修活動の充実
ア 団体の多様な研修活動に対応できるよう新しい活動
(七宝焼きやキーホルダーづくりなど)を開発し、活
動内容の充実に努めた。
イ 自主的、主体的な研修活動を促進するため、活動プ
ログラムの作成に当たっては当該団体と連携を密にし
ながら、研修生の興味関心を高め、楽しく活動できる
ような指導援助に努めた。
2) 各種団体の利用拡大と広報活動の充実
ア 利用者が減少傾向にあるため、学校をはじめとする
社会教育機関・団体、企業等の訪問等を行い、併せて
ファミリーについても利用促進に努めた。
イ 施設紹介のため、所報の内容を工夫して、広く関係
方面へ配布し、利用の促進に努めた。
ウ 近隣地域の団体等に、日帰り(一日研修)による利
用も可能である広報も行った。
(2) 主催事業の効果的な運営
1) 海浜地域の特性を生かした主催事業の実施
ア 親と子海浜のつどい(8月に実施)
イ 青春・海への挑戦(8月に実施)
ウ 海浜ファミリーのつどい(5月、7月に実施)
エ 学校週5日制対応事業(年7回実施)
オ 集団宿泊指導担当者研修会(5月・2月に実施
2) 事業内容の工夫・改善
ア 前年度の反省・評価を踏まえ、参加者の興味関心を
高めるための内容の工夫改善を図るとともに、ゆとり
ある活動プログラムで実施した。
イ 事業実施に当たっては、可能なかぎり、地域のボラ
ンティアの協力を得て実施した。
(3) 現職教育の計画的推進
1) 所内研修の充実
ア 研修生の意向を把握しながら興味ある活動とするた
め、野外活動にかかる実技研修、コース踏査、活動内
容の工夫に努めた。
イ 各種研究協議会、研修会等に参加し、指導者として
の資質の向上に努めた。
ウ 学校不適応児童生徒に対する野外活動等の指導の在
り方の研修に努めた。
エ 活動にかかる教具・教材の工夫・改善に努めた。
2) 施設・設備機能充実等の研究
ア 既存施設等の効果的活用を図るため、利用者の要望
を踏まえ、施設機能の改善に努めた。
イ 視聴覚機器等の有効活用について研修した。
ウ 施設周辺の新たな教育の場の開発とその指導法の研
修に努めた。
(4) 安全管理と保健安全の指導
1) 施設等の保全と安全対策の徹底
ア 火災関係の設備の整備・点検に努めるとともに、計
画に基づき、防火防災訓練を実施し、非常時に即対応
できる体制を整えた。
イ 日常点検・定期点検を計画的に実施し、活動中の事
故防止に努めた。
ウ 野外活動の施設およびコース・エリアの安全点検を
実施し、活動中の事故防止に努めた。
2) 安全指導の徹底と事故防止
ア 活動エリア内の市道における車両通行量の増大に伴
う安全指導の徹底を図り、交通事故の防止に努めた。
イ 各団体の引率者・指導者との連携を密にし、活動中
の事故、特に、海での事故の未然防止に努めた。
ウ 危険の想定される区域での活動における具体的遵守
事項の徹底指導と監視体制の強化を図り、事故防止に
努めた。
3) 保健指導・衛生管理の徹底と食中毒の防止
ア 研修生の活動中の健康観察を引率者とともに随時行
い、必要に応じて保健指導に当たった。
イ 施設内の衛生管理検査を定期的に実施し、特に食堂・
厨房については徹底して行い、健康にかかる事故防止
にあたった。
ウ 給食委員会を定期的に開催し、関係職員の共通理解
を図りながら、食中毒等の事故防止にあたった。
エ 食中毒防止のため、研修生に対する手洗いの励行指
導を徹底して行った。
(5) 施設・設備の整備
1) 施設・設備の整備・充実
ア 研修活動に必要な施設・設備の計画的整備に努めた。
(キャンプ場トイレの水洗化、キャンプ用テント・研
修用テレビ・七宝焼窯等の整備)
2) 環境緑化の推進
ア 樹木園、花壇、屋内緑化等環境緑化を計画的に進め、
研修生の情操教育の一助とした。
イ 地域や研修団体のボランティア活動による協力を得
て、施設周辺の整備がなされた。
第2節 施設・設備の概要
1 所在地
相馬市磯部字大洲38番地の3
2 宿泊定員
○ 本館定員 200名(ベッド部屋22室、和室2室)
○ キャンプ場定員 100名(5人用テント20張)
3 敷地面積
○ 20,000m2