教育年報1998年(H10)-049/270page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


6 へき地対策

(1) へき地学校の状況

1) へき地学校
教育事務所/級地  4級 3級 2級 1級 準1級 特地 教育事務所指定
本校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校
小学校 県北             3 1 4   2   16   25 1
県中         3 2 14 7 9 1 11   19   56 10
県南     1 1 2 1 5   3   2   5   18 2
会津   1   1 6 0 8 1 5   2   9   30 3
南会津     1   6 8 4 3 1 1 4   1   17 7
相双         3   6           4   13 0
いわき   1     4 2 7 1 1   1   8 1 21 5
  2 2 2 24 8 47 13 23 2 22   62 1 180 28
中学校 県北             3           5   8 0
県中         1   4   4   4   4   17 0
県南             1   1       2   4 0
会津       1 4   5   1       4   14 1
南会津     1   5   1   1   2       10 0
相双         2   3           1   6 0
いわき         4   6   1       3   14 0
    1 1 16   23   8   6   19   73 1
総計   2 3 3 40 8 70 13 31 2 28   81 1 253 29
2 6 48 83 33 25 82 282

2) 特別へき地学枚数、学級数、児童生徒数、教員数
小中別

区分
総地
小学校 中学校 合計
学校数 児童数 学級数 教員数 学校数 生徒数 学級数 教員数 学校数 児童生徒数 学級数 教員数
本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校
4  地   2       6   3                                         6             3
3  地   2   2 4 65   22 87 8   6 18 1   1   31     5     1       90 28 118 11   19 20 11 31
2  地 24 8 32 1,461 62 1,528 114 17 131 174 17 191 1   1 788   788 48   48 132   132 40   48 2,249 62 2,311 162 17 179 306 17 323
1  地 47 13 60 3,422 156 3,578 240 27 267 352 27 379 23   23 2,234   2,234 97   97 226   226 70 13 83 5,656 156 5,812 337 27 364 578 27 605
準  地 23 2 25 2,003 39 2,042 134 5 139 189   194 8   8 836   836 35   35 80   80 31 2 33 2,839 39 1,878 169   174 269 5 274
特  地 22   22 2,482   2,482 134   134 196   196 6   6 1,268   1,268 42   42 85   85 28   28 3,750   3,750 176   281 281   281
教育事務
所指定
62 1 63 6,904 23 6,927 379 3 382 533   536 19   19 4,140   4,140 132   132 265   265 81 1 82 11,044 23 11,067 511 3 514 798 3 801
合  計 180 28 208 16,337 308 16,645 1,009 61 1,070 1,456 61 1,517 73 1 74 9,291 6 9,297 357 2 359 796 5 801 253 29 282 25,628 314 25,942 1,366 63 1,429 2,252 66 2,318

(2) へき地教育の振興策

 へき地の学校は、概して小規模であり、かつ分校も多い

ため複式学級が多い。従って教育条件の改善充実を図ると

ともに、へき地学校に優秀な教員を確保することが緊要で

ある。

1) へき地教育の人事行政

 「平成9年度人事異動方針」1の2において、「教育

の機会均等の理念に立脚し、各学校の教職員組織の充実

と均衡に努めるとともに教育庁職員組織の充実を図る」

ことを基本としてかかげ、これを受けて平成9年度小・

中・養護学校教職員人事実施要綱の[2]において「交流の

ための区分を設定し、すべての教職員を在職期間中に都

市、平地、へき地の勤務を公平に経験させる」こととし、

へき地と各地域との計画的な交流の推進を図った。

 また、へき地派遣制度によるへき地派遣、へき地学校

勤務で優秀な実績をあげた者の管理職への抜てきなどの

施策もあわせて実施した。

ア へき地交流

(ア) 地域区分

 県内の地域区分を次のとおりとする。

○ 特A地域 旧4市(福島、郡山、会津若松、

平)の学校

○ A地域 市、主要町村の学校

○ B地域 特A、A及びC地域以外の学校

○ C地域 へき地の学校(人事委員会、教育

事務所の各指定学校)

(イ) 交流基準

(ア) へき地学校勤務については次の基準による。

○教員については、その在職期間中に別表1によ

る期間勤務する。ただし、会津ブロック外出身

者の会津ブロックへき地学校勤務年数は、別表

2による。

○昭和28年度以降採用者のうちで、へき地学校勤

務の経験のない者については、計画的にへき地

学校へ転出させる。ただし、へき地学校に勤務

すべき該当者が少ない場合においては、採用年

度にかかわらず計画的にへき地学校に転出させ

る。

○すでにへき地経験を有する者が、再び相当期間

へき地学校に勤務し、都市又は平地の学校に転

出を希望する者については、優先的に考慮する。


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。