教育年報1998年(H10)-095/270page
(3) 軽度障害児指導法セミナー
小・中学校通常学級の教員に対し、軽度障害児への理解
や援助の方法について研修を行い、指導力の向上を図ると
ともに、盲・聾・養護学校の教育について理解、啓発に努
めた。
地 区 会 場 期 日 受講者数 県 北 盲 学 校 9月8日(火) 34 県 中 8月未集中豪雨 のため中止 県 南 8月未集中豪雨 のため中止 会 津 猪苗代養護学校 9月2日(水) 35 相 双 相馬市立養護学校 9月4日(金) 29 いわき 平護学校 9月8日(火) 35 3 教育課程
(1) 特殊教育教育課程運営改善講座
教育課程編成についての講義や研究協議を実施し、教育
課程の適切な運営が図られるようにした。
部会名 期 日 会 場 人数 参加対象 共通部会障害種別部会 10月12日(月) 福島県養護教育センター 44人 教頭及び教務
主任
(各校2名)(2) 特殊学級等教育課程研究集会
小学校及び中学校の特殊学級における教育課程に関する
研究成果を発表し、併せて研究協議を行い、もって教員等
の指導力の向上及び学習指導等の改善が図られるように実
施した。
部会名 期 日 会 場 人数 参加対象 小学校部会
中学校部会8月20日〜
21日福島県養護教育センター 44人 小学校及び中
学校の特殊学
級担当教員4 交流教育
(1) 共生社会への道支援事業「ふれあいウイング」
1) 趣旨
ア 県内各地の盲・聾・養護学校高等部生徒、高等学校
生徒等を含む団員を合同でアメリカへ派遣し、ノーマ
ライゼーションの理念を現実に見聞し、体験し、「と
もに生きる社会づくり」の着実な実現に寄与する。
イ 派遣に伴う自身の変容及び自立活動の実践を通して
地域社会への啓蒙・啓発を図る。
ウ 障害者自身の自立の実態と自立を可能にする支援体
制、社会制度、教育制度、まちづくり等を現地での交
流、体験等を通じ習得させ、地域及び県域レベルの障
害者福祉に関するリーダーたる人材の育成、モデルた
る自立生活の実践者の育成を図る。
2) 実施状況
ア 派遣者
NO.
氏 名 学 校 名 備 考 1 山崎和洋 県立盲学校 高等部専攻科
2年2 田中雄喜 県立聾学校 高等部 3年 3 渡辺真由美 県立会津養護学校 高等部 2年 4 渡邊晃志 県立平養護学校 高等部 3年 5 本田かおり 県立光南高等学校 3年 6 蘆野晃子 県立磐城女子高等学校 2年 7 鈴木美起子 県立郡山養護学校 PTA会員 引率 斎藤毅 県立川口高等学校 教 諭 引率 生陽子 県立石川養護学校 県立石川養護学校 引率 高屋隆男 養護教育課 指導主事 イ 派遣国 アメリカ合衆国
ウ 派遣機関 平成10年9月8日〜18日(11日間)
エ 研修内容
自立生活運動発祥の地であり、ADA(Americans
with Disabilities Act:障害をもつアメリカ人法)
成立のきっかけとなったバークレー市を中心として、
主に次の研修を行った。
○ バークレー市自立生活センターでの研修(市セン
ターの現状と課題、運営状況、自立生活プログラム
の体験等)
○ カリフォルニア大学バークレー校での研修(自立
生活運動発祥地の学内センターの現状と課題。学生
用支援プログラムの体験等)
○ ホームステイによる研修(アメリカ一般家庭にお