教育年報1998年(H10)-138/270page
5 文化財の愛護と公開の推進
1) 第42回福島県民俗芸能大会の開催
県内のそれぞれの地域の生活や風土に根ざして生まれ育
ち、幾世代にもわたって伝承されてきた優れた民俗芸能を
次のとおり一般に公開し、その理解と認識を深めるととも
に、VTR等により記録保存を図った。
ア 期日 平成10年10月11日(日)
イ 場所 会津若松市文化福祉センター
ウ 講師 小島美子、懸田弘訓
エ 公開演目
・上永井御塚神社の獅子舞 (いわき市)
・三島神社の太々神楽 (安達町)
・小塩の早乙女踊 (伊南村)
・篠坂の神楽 (郡山市)
・下居合の彼岸獅子 (会津若松市)
2) 平成10年度国際民俗芸能フェスティバル
・第40回北海道東北ブロック民俗芸能大会
アジア各国の特色ある民俗芸能を招き、北海道・東北
の貴重な民俗芸能とともに公開してその価値を広く一般
に周知し、あわせて意見交換や相互交流の場等を設定し、
民俗文化財の保存・振興、文化の国際交流、文化財公開
による地域振興等に寄与する。
ア 期日 平成10年10月17日(土)
リハーサル・ワークシップ
18日(日)
民俗芸能公開
イ 場所 山形県生涯学習センター遊学館
(ワークショップ)
山形県民会館(民俗芸能公開)
ウ 派遣団体 磐梯町本寺区 「磐梯神社の巫女舞」
3) 文化財保護強調週間の実施
文化財保護の一層の推進を図るため、11月1日から11月
7日までの文化財保護強調週間に県庁本庁舎に懸垂幕を掲
げるなど、県民に対し啓発を行った。
4) 文化財防火デーの実施
文化財の防災について、所有者、管理者はもとより、県
民の理解と協力を高めるため、1月26日の文化財防火デー
を中心に、チラシを作成、配布するなど啓発を行った。
また、各市町村教育委員会においては、消防署等の協力
を得て、防火訓練、防火診断、防火査察等を実施した。
6 鉄砲刀剣類の登録状況
美術品若しくは骨とう品として価値のある火なわ式銃砲等
の古式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類の登録審査会
を次のとおり実施した。
1) 登録審査委員 柳沼 盛、鈴木俊一、陳内直史、安堵学
2) 登録審査会の実施状況
期 日 会 場 鑑 定 数 不 適 格 数 登 録 数 左 の 内 訳 刀 剣 銃 砲 5月14日 いわき合同庁舎 22 0 22 22 0 6月18日 郡山合同庁舎 42 1 41 41 0 9月2日 会津若松市役所 20 6 14 11 3 9月3日 会津若松合同庁舎 45 0 45 44 1 11月12日 郡山合同庁舎 58 2 56 56 0 1月21日 福島県庁西庁舎 44 3 41 41 0 2月18日 郡山合同庁舎 39 3 36 31 5 計 270 15 255 246 9