教育年報1998年(H10)-221/270page
第17章 福島県立美術館
第1節 概要
開館15年を迎えた福島県立美術館は、さまざまなテーマに
よる展覧会をはじめ、各種講座等の普及事業を開催し、さら
に、美術の情報センターとしての機能の充実を図ってきた。
また、美術品の収集・保存とともに広範な調査研究活動を
すすめて、成果の蓄積に努力してきた。
当年度の美術館活動の概要は、次のとおりである。
1 美術館運営協議会
(1) 委員
秋山忠也 福島県中学校教育研究会美術専門部長
(平成8.10.19〜)
大槻忠 福島県高等学校教育研究会美術工芸部
会長(平成10.8.21〜)
新妻威男 福島県文化センター館長
(平成8.10.19〜)
西村榮悟 福島県美術家連盟委員長
(平成9.1.1〜〕
西間木セツ子 福島県市町村教育委員会連絡協議会員
(平成7.1.1〜)
小澤勝治 福島大学教育学部長
(平成9.11.11〜)
横沢宏太郎 日本放送協会福島放送局長
(平成10.8.21〜)
湯浅孝子 財団法人湯浅報恩会理事長
(平成9.1.1〜)
酒井哲朗 三重県立美術館長(平成7.1.1〜)
原誠 福島県議会議員(平成9.11.11〜)
(2) 協議会の開催
1) 期日 平成11年2月25日
2) 内容 ・平成9年度事業実績の概要及び平成10年度
事業実施の状況について
・平成11年度予算の概要について
・平成11年度事業計画の概要について
・福島県立美術館の運営について
2 他館等との連携
県内外の博物館施設および連絡協議会等との連携を図り、
運営、企画展、教育普及、調査研究等に関する情報交換並び
に研修をすすめた。
(1) 加盟団体
・ 全国美術館会議 (監事)
・ 美術館連絡協議会 (理事)
・ 日本博物館協会 (会員)
・ 日本博物館協会東北支部 (監事)
・ 東北地区博物館協会 (監事)
・ 福島県博物館連絡協議会 (理事)
(2) 研修の受け入れ
・博物館実習 平成10年6月23日〜6月28日(実習生9名)
第2節 美術品の収集・保存
美術品等の情報収集をすすめ、購入および企画展出品作品
の寄贈を受けるなど収蔵品を充実した。また、収蔵品や資料
の保全を図り、他館への貸出についても協力した。
1 収蔵品点数一覧
(平成11年3月31日現在)
種 別 購入点数 受贈点数 移管点数 合計 海外(絵画・
版画・彫刻)点
222点
10点
0点
232日本画 57 66 115 238 洋 画 86 98 98 282 版 画 104 438 40 582 彫 刻 2 4 48 54 工 芸 14 9 33 56 書 0 1 36 37 下絵等 0 14 11 25 合 計 485 640 381 1,506 2 収集評価委員会
委員を次の方々に委嘱した。
三木多聞 東京都写真美術館長
(昭和55.4.1〜)
原田実 元福島県立美術館長
(平成4.4.1〜)
内山武夫 京都国立近代美術館長
(平成4.4.1〜)
村田哲朗 郡山女子短期大学教授
(平成8.11.21〜)
真室佳武 東京都美術館長
(平成8.11.21〜)